サーミスタ（Thermistor）

サーミスタとは、温度変化に伴い抵抗値も大きく変化する性質を持った温度センサの一種です。サーミスタという名前は、Thermal(温度)とResister(抵抗器)の２つの語から来ています。
サーミスタの抵抗値を測定することによって、温度検知が可能です。

サーミスタの種類

一般的に使用されるサーミスタとして、NTCサーミスタ、PTCサーミスタがあります。
NTCサーミスタは、測定可能な温度範囲が広いことから多くの用途で使用されております。
PTCサーミスタは、一定の温度を超えると急激に抵抗値が変化し、加熱保護に使用されています。
当社はNTCサーミスタを素子から開発・製造しており、豊富な特性ラインアップを揃えております。

• NTCサーミスタ（Negative Temperature Coefficient : 負の温度係数）

温度が上昇すると、抵抗値が低下します。サーミスタのスタンダードです。

• -ガラス管タイプサーミスタ-

  

• -チップサーミスタ-

  

• -フレークタイプサーミスタ-

  

• PTCサーミスタ（Positive Temperature Coefficient : 正の温度計数）

ある温度を超えると、温度の上昇に伴い抵抗値が急激に大きくなります。