当社グループは、品質管理に係るガバナンス体制の強化のため、グループ全体で品質問題を共有し、「フロントローディングシステム(FLS)の浸透」、「品質管理部門の体制・権限の強化」、「品質教育の拡充」、「検査設備自動化の推進」、「品質監査の強化」及び「外部コンサルタントの活用」の各施策の実行・強化に取組みました。
今後も、これらの施策の継続及び検査設備の自動化を推進するとともに、中期経営戦略で掲げる「攻めの品質」による規格外品を発生させない仕組みづくりにも取り組んでまいります。
施策名 | 具体的取組 | 2018〜2019年度実績 | 効果/今後の取組 |
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①フロントローディングシステムの(FLS)の浸透 |
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②品質管理部門の体制・権限の強化 |
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③品質教育の拡充 |
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④検査設備自動化の推進 |
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⑤品質監査の強化 |
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⑥外部コンサルタントの活用 |
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品質コンサルタント指導会の指導内容の情報共有 |
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製造・出荷の現場では不足しがちな「お客様目線」「第三者視点」を補うため、品質管理に精通した外部コンサルタントを招き、指導、助言等を受けております。当社グループの品質管理活動が独善に陥ることを防止し、実効性のある品質管理活動を確立していきます。
各拠点における指導会
再発防止のための具体的な手法や考え方について上層部から現場の管理者まで時間をかけ丁寧な説明や実践的なアドバイスを行っています。その後は得られた手法による改善進捗の状況確認やグループ内で情報共有し横展開を進めていきます。
製造工程内での検査から最終検査まで、製品に関わる検査データについて、データ取得の自動化等を進め、書き換え等の不正行為を防止するとともに、正確かつ迅速に確認できる体系を構築しています。
当初2018年度からの検査設備自動化3か年計画以降に実施を予定していた海外拠点においても可能な限り前倒しして自動化を推進し、2020年度末までの早期目標達成を目指します。
新型コロナウイルス等の影響で一部遅れがあるが、2020年度計画の完了を目指しています。
毎年11月1日を「品質振り返りの日」とし、当社グループ国内外拠点において製品・サービスの品質に問題がないかを改めて確認することで、品質問題の風化防止を図っています。
座談会風景
社長メッセージビデオ上映