エネルギー問題と地球温暖化の解決へ

地熱発電が目指す未来

人類は産業革命以降、石炭、石油、天然ガスなどの化石燃料に依存してきました。
しかし石炭はあと100年、石油と天然ガスはあと50年で枯渇すると予測されています。
エネルギーを化石燃料ではない他の方法で確保しなければ、社会を持続することはできません。
また、化石燃料は、地球温暖化の要因となる温室効果ガスを排出します。
すでに世界中で異常気象が起き、海面水位の上昇、生態系への影響など、多くの問題を引き起こしています。
そこで一刻も早く地球温暖化を食い止めるために、多くの国が歩調を合わせ、
温室効果ガスの実質的な排出量をゼロにするカーボンニュートラルを目指しています。
その手段の一つが、再生可能エネルギーの活用です。
三菱マテリアルは、地熱発電や水力発電、太陽光発電に取り組むことで、カーボンニュートラルに貢献してきました。
中でも、1960年代から取り組んできた地熱発電は、天候に左右されず安定的に電力を供給できる純国産エネルギー。
地熱資源量調査から、プラントエンジニアリング、操業管理まで一気通貫で地熱発電事業を展開しています。
これまで蓄積した知見と技術力により、世界のエネルギー問題と地球温暖化の解決に貢献したいと考えています。

  • エネルギーを
    安定供給

    地熱エネルギーは、天候や季節に左右されない再生可能エネルギー。 安定的に電力を供給することができます。

  • 地域にもメリット

    発電後の熱水を利用し、ハウス栽培や養殖事業などエネルギーをさらに活用することができます。

  • カーボン
    ニュートラルの
    実現に寄与

    再生可能エネルギーの中でも 水力発電に次いで CO2排出量が少ない発電方法です。

地下の地熱貯留層に生産井を堀り、地熱流体を取り出します

気水分離器で地熱流体を蒸気と熱水に分け、熱水は還元井から地下に戻します

蒸気でタービンを回転させ、発電します

発電し終わった蒸気は復水器で温水にし、さらに冷却塔で冷ました後、復水器に循環して蒸気の冷却に使用します

地熱発電事業のあゆみ HISTORY

1965 八幡平地区で調査を開始

1974 大沼発電所運転開始

1994 操業管理を行う八幡平地熱(株)設立(現八幡平グリーンエナジー(株))

1995 澄川地熱発電所(※)(秋田県鹿角市)の営業運転を開始 ※発電は東北電力㈱、当社は蒸気生産

2010 湯沢地熱(株)設立

2014 岩手県八幡平市で環境調査に着手

2015 安比地熱(株)設立

1974 湯沢地熱(株)が国内で23年ぶりの大型地熱発電所である山葵沢地熱発電所(秋田県湯沢市)の営業運転を開始

2024 安比地熱(株)が安比地熱発電所(岩手県八幡平市)の営業運転を開始

安比地熱発電所全景

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