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- 三菱マテリアルの E-Scrapリサイクル事業
地球の資源を循環させ、持続可能な社会に
三菱マテリアルの
E-Scrapリサイクル事業
三菱マテリアルグループのE-Scrap処理能力は、年間約16万トン。
全世界の発生量80万トンの約20%を占めています。
リサイクル率の向上によりE-Scrap市場の拡大が見込まれることから、
処理能力を2030年度末までに、年間約24万トンまでさらに拡大することを目指しています。


E-Scrap処理量、
世界トップクラス
家電やパソコン、スマートフォンなどの電子機器類には、金・銀・銅・白金・パラジウムなどの有価金属が含まれています。これらの電子機器類がリサイクルされる際にE-Scrapと呼ばれる廃基板が回収されます。E-Scrapは「都市鉱山」の一部として注目されており、電子機器類のリサイクル率が向上したことにより、取り扱い量は増える一方。三菱マテリアルでは、主に日本や欧州、北米からE-Scrapを集荷しており、その処理量は世界トップクラスです。
E-Scrapリサイクルの流れ
-
集荷
世界中の
E-Scrapを集荷 -
サンプリング・分析
秤量、検品、
サンプリング、分析 -
製錬
直島製錬所、
小名浜製錬所で製錬 -
再資源化
銅・貴金属地金に
リサイクル
- 秤量
- 検品
- サンプリング
サンプリングは、公平・公正に
E-Scrapに含まれる有価金属の量を算定するために、サンプリングを行います。欧州で集荷した大部分のE-Scrapの秤量、検品、サンプリングは、MMメタルリサイクリング社(以下、MMMR社)で行われます。
破砕した代表サンプルを日本に空輸し、国内で分析して買取価格を決定。サンプリング・分析・買取価格決定・支払いという一連の流れを公平・公正・スピーディーに行うことで、お客様の利便性を向上させ、信頼関係を構築しています。サンプリングは、多種多様なE-Scrapそれぞれに最適な方法を選択し、客観性を保って行われています。



- 秤量
- 検品
- サンプリング
- 分析
- 製錬
直島製錬所と小名浜製錬所で、
高純度の地金へ
世界中から集荷したE-Scrapは、当社グループの製錬所で製錬され、銅、貴金属(金、銀、白金、パラジウム)の地金にリサイクルされます。




鋳造の様子

ニーズに応え、
設備やサービスを強化
MMMR社
ゼネラルマネージャー
Harald Wagemaker
E-Scrap受け入れ急増により、
MMMR社の設備を増強
ここ2年、MMMR社でのE-Scrapの受け入れが急増しています。設計当初の想定よりも小ロットの受け入れが多くなったため、物流機能を強化し、敷地を拡張、設備や駐車場も増設しました。また、環境規制に対応するため、3基目のコンテナ用搬出設備のためのスペースも追加しています。非鉄金属はリサイクルを通じて持続可能な社会に貢献できる素材です。当事業を通じて原材料やエネルギー消費、CO2排出などを削減し、企業理念である「人と社会と地球のために」を実践していきます。
E-Scrap取引のプラットフォーム
「MEX」がさらに便利に
2021年12月、三菱マテリアルは、E-Scrapリサイクルビジネスにおける新しいプラットフォーム「MEX」(Mitsubishi Materials E-Scrap Exchange)を開発し、運用を開始しました。
2022年5月には、お客様の要望に応え、オンラインコミュニケーション機能(検品時確認機能)やペーパーレス機能を追加し、必要な情報を24時間いつでも確認できるようになりました。