製錬事業マテリアル領域

製錬事業イメージ

事業の概要

三菱連続製銅法三菱連続製銅法

 1kg金地金電気銅

高効率・無公害な製錬法である「三菱連続製銅法」を独自開発した高い技術力に基づき、鉱石やE-Scrap等の原料を製錬することにより、高品質の電気銅、金銀、PGM(白金、プラチナ、ロジウム等)、錫、鉛等の地金及び硫酸等の副産物を生産しています。

また、個人向けに金・プラチナ・銀積立「マイ・ゴールドパートナー」を提供し、資産形成のお手伝いをしています。

事業の目標と戦略

製錬事業は三菱マテリアルの基本方針「資源循環ビジネスで未来を創る企業」に基づき、事業の持続的成長と環境負荷低減を両立させながら、産業社会に必要な素材を安定的に供給してまいります。

特にE-Scrapを中心とした二次原料製錬の拡大による収益性向上を図るため、直島製錬所の増強やスクラップ原料の選別技術の高度化により、資源循環事業とあわせて2035年度までに二次原料処理量を倍増する計画に貢献していきます。

これにより、銅精鉱の市況に左右されることなく、着実に利益を確保できる収益構造へ転換します。

トピックス

パンパシフィック・カッパー社への事業統合

銅精鉱の購入および銅精鉱由来の電気銅・硫酸・その他銅製錬副産物の販売を行う事業を、パンパシフィック・カッパー株式会社に統合することに向けた具体的な検討を開始しています。銅精鉱を一括調達することで国際競争力を強化するとともに、共通機能の集約や販売オペレーションの効率化によりコストを削減し、収益性を維持・向上しうる新たな体制を構築することを目的としています。

沿革

黎明期の直島製錬所 全景(1929年撮影)黎明期の直島製錬所 全景(1929年撮影)

現在の直島製錬所現在の直島製錬所

インドネシア・カパー・スメルティング社 グレシック製錬所インドネシア・カパー・スメルティング社
グレシック製錬所

三菱マテリアルの製錬事業は、宮内省より大阪製煉所の払い下げを受けた1896年に開始しました。
1917年には直島製錬所を設置し、日本の近代化に貢献してきました。戦後は日本の復興と発展に不可欠な基礎素材の提供を通じ、力強く成長を続け、1963年に日本初の共同銅製錬所を運営する小名浜製錬株式会社を設立しました。直島製錬所では1974年に三菱連続製銅法による操業を開始し、1991年には現在も稼働する新連続製銅炉を建設しました。1996年にはインドネシア・カパー・スメルティング社を設立し、インドネシアにおける銅製錬事業に進出しました。現在は直島を中心に、世界トップクラスのE-Scrap量を処理しながら、銅・貴金属製錬を行っています。

1896年 大阪製煉所払い下げを受ける
1917年 直島製錬所設置
1934年 細倉鉱山を買収・稼行(現細倉金属鉱業(株))
1953年 秋田製錬所設置
1963年 小名浜製錬(株)設立
1974年 直島製錬所で連続製銅炉操業開始
1990年 大阪製錬所閉所
1991年 直島製錬所に新連続製銅炉を建設
1994年 細倉製錬(株)(現細倉金属鉱業(株))にて廃バッテリーからの鉛回収事業を開始
1996年 インドネシア・カパー・スメルティング社設立
秋田製錬所における亜鉛製錬中止