再生可能エネルギー事業では、地熱発電をはじめ、太陽光発電、水力発電など、持続可能な社会を実現するために未来を見据えたさまざまな業務を担っています。
当社は2022年12月23日より小又川新発電所の営業運転を開始しました。
小又川新発電所は森吉ダムを中心とした小又川水系の小又川第一、第二および第四発電所の効率的運用による電源増加を目的に建設計画された発電所です。
森吉ダム直下の小又川第四発電所の放流口から直接取水し、導水路トンネルにより約8.5km下流に水を導き発電をします。発電された電力は、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)を活用して全量社会に供給します。河川環境を保全しながら、小又川水系の水力を利用した再生可能エネルギーを長期安定的に供給することで、効率的な水資源の活用が実現可能です。
※小又川新発電所の竣工に伴い、小又川第一、第二発電所は2022年10月に廃止となりました。
当社の事業は三菱商会の前身、九十九商会が明治維新直後から炭鉱と金属鉱山の経営に進出したことに始まります。炭砿や金属鉱山における事業に携わるなかで必要とされる電力として、水力、地熱発電などの自然エネルギーについても国内への導入草創期より他社に先駆けて開発・運用で培ってきたことが、今日の再生可能エネルギー事業の基盤となっています。当社はこのノウハウを最大限に活かし、発展させることで脱炭素社会の構築に貢献していきます。
1898年 | 永田発電所運転開始 |
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1907年 | 碇発電所運転開始 |
1974年 | 大沼地熱発電所運転開始 |
1992年 | 秋田発電(株)設立 |
1994年 | 八幡平地熱(株)設立 (当社、三菱ガス化学(株)による共同出資) |
1995年 | 澄川地熱発電所運転開始 |
2010年 | 湯沢地熱(株)設立 (電源開発(株)、当社、三菱ガス化学(株)による共同出資) |
2013年 | エルエムサンパワー(株)設立 (当社、三菱HCキャピタル(株)による共同出資) |
2015年 | 安比地熱(株)設立 (当社、三菱ガス化学(株)、電源開発(株)による共同出資) |
2018年 | ニューエナジーふじみ野(株)設立 (当社、(株)市川環境エンジニアリング、コープデリ生活協同組合連合会、生活協同組合コープみらいによる共同出資) |
2019年 | 湯沢地熱(株)山葵沢発電所運転開始 |
2021年 | 八幡平グリーンエナジー(株)設立 (秋田発電(株)と八幡平地熱(株)合併) |
2022年 | 小又川新発電所運転開始 |
2024年 | 安比地熱発電所運転開始 |