プレスリリース

2025年5月23日

三菱マテリアル株式会社

三菱マテリアルグループのTNFDレポートを公開

三菱マテリアル株式会社は、このたび自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures, 以下「TNFD」)のフレームワークに沿った「TNFDレポート2025」(以下、「本レポート」)を公開しました。

三菱マテリアル TNFDレポート2025

三菱マテリアル TNFDレポート2025

当社グループは「人と社会と地球のために」という企業理念のもと「私たちの目指す姿」を「人と社会と地球のために、循環をデザインし、持続可能な社会を実現する」と定めています。また、行動規範の第5章には「環境保全」について遵守すべきルールを定め、マテリアリティにおいては「生物多様性の確保」を重要テーマとしています。
事業活動においては、製造拠点における大気・水質・廃棄物管理等を適切に行うことや原料調達における生物多様性保全を意識した調達方針を制定するなど、自然環境に配慮した事業運営を行っています。2024年9月には、生物多様性に関する取り組みをより具体化することを目的に、「生物多様性保全方針」を策定しました。
本レポートでは「生物多様性保全方針」の中で注力領域のひとつとして掲げた「事業活動、原料調達時の生物多様性への影響把握」に基づいた取り組みを紹介し、TNFDの推奨するLEAPアプローチ(*)に基づき主に以下の内容を記載しています。

  • 当社グループの主要事業活動による自然に対する依存と影響の評価
  • 主な活動場所における自然との接点についての評価
  • 自然との関わりが大きい事業のリスクと機会の評価とそれに対する取組状況

今後も「生物多様性保全方針」や本レポートで得られた結果に基づき、事業活動におけるリスク低減や機会向上を検討し、ネイチャーポジティブな社会に貢献するための生物多様性保全への活動を進めてまいります。

(*)
Locate(発見)、Evaluate(診断)、Assess(評価)、Prepare(準備)の4ステップの分析から構成され、 自然との接点、自然との依存関係、インパクト、リスク、機会など、自然関連課題の評価のための統合的なアプローチ方法。

【関連リリース】

2024年9月25日
三菱マテリアルグループの生物多様性保全方針を策定
URL:https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2024/24-0925.html

2023年10月6日
「マテリアルの森 手稲山林」が環境省の「自然共生サイト」認定
URL:https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2023/23-1006.html

2022年4月8日
生物多様性のための30by30アライアンスへの参加について
URL:https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2022/22-0408.html

2015年9月14日
社有林の約8割、森林認証を一括取得
URL:https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2015/15-0914.html

以上

<本件に関するお問い合わせ>

広報室:03-5252-5206

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