三菱マテリアル

プレスリリース

2022年3月28日

三菱マテリアル株式会社

ペロブスカイト太陽電池の開発を行うエネコートテクノロジーズへ追加出資

三菱マテリアル株式会社は、MMCイノベーション投資事業有限責任組合(以下「当社CVC」)を通じて出資している株式会社エネコートテクノロジーズ(以下「エネコートテクノロジーズ」)へ追加出資を行いました。

ペロブスカイト太陽電池とは、ペロブスカイト結晶の層等を基板に塗布して形成する太陽電池で、現在一般的に使用されている結晶シリコン太陽電池よりも軽量で厚みを約100分の1にできるほか、折り曲げて多様な場所に設置することも可能なため、次世代の太陽電池として普及が期待されています。京都大学発のスタートアップ企業であるエネコートテクノロジーズはその開発に取り組んでいるほか、ペロブスカイト太陽電池に含まれる鉛を代替材料に置き換えることによる、鉛レスの太陽電池の開発も進めています。
(※)ロシアの研究者であるLev.Perovskiが発見したチタン酸カルシウム(CaTiO3)と同じ構造の結晶

当社は、2020年5月に当社CVCを通じてエネコートテクノロジーズに出資し、ペロブスカイト太陽電池の耐久性の向上に貢献する技術や鉛レス化に必要な周辺材料等の開発に関する同社との協業に関する検討を進めています。このたびの追加出資を通じて同社との関係を強化し、ペロブスカイト太陽電池の主要構成材料の1つである電子輸送層(ペロプスカイト層で発生する電子を電極に流す役割を持つ層)向けの材料開発などを行い、ペロブスカイト太陽電池の普及に向けて同社と協力してまいります。

当社グループは、「人と社会と地球のために」という企業理念のもと「ユニークな技術により、人と社会と地球のために新たなマテリアルを創造し、持続可能な社会に貢献するリーディングカンパニー」となることをビジョンとしております。今後も、非鉄金属素材および付加価値の高い製品の提供を通じて、豊かな社会の構築に貢献してまいります。

ペロブスカイト太陽電池の構成の一覧、電池断面のイメージ(電子顕微鏡画像)

株式会社エネコートテクノロジーズについて

会社名 株式会社エネコートテクノロジーズ
所在地 京都府京都市上京区宮垣町91-102
代表者 代表取締役社長 加藤 尚哉
資本金 90百万円
設立 2018年1月11日
URL https://www.enecoat.com/

【関連リリース】
2019年3月11日
コーポレート・ベンチャーファンドの設立に関するお知らせ
https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2019/19-0311.html

2020年5月20日
京都大学発ペロブスカイト太陽電池のスタートアップ企業への出資について
https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2020/20-0520.html

2021年5月27日
コーポレート・ベンチャーキャピタル(CVC)の特設サイトを開設
~IoT・AI、都市鉱山、ヘルスケア関連技術への投資、協業を加速~
https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2021/21-0527a.html

2022年1月20日
NEDOの「グリーンイノベーション基金事業/次世代型太陽電池の開発」に参画
~ペロブスカイト太陽電池の低コスト化、高性能化に向けた周辺材料の開発へ~
https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2022/22-0120a.html

以上

<本件に関するお問い合わせ>
コーポレートコミュニケーション部 広報室:03-5252-5206

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