「分けない」「混ぜない」「こぼさない」次世代食品検査キット(アレルゲン検出)

テーマ概要

近年、食物アレルギーへの関心は日増しに高まっており、食品製造企業において実施されている法定検査以外の自主検査における負担は今後ますます増大すると考えられます。しかしながら、現状のELIZA法での検査はコストや操作性、迅速性等の点で課題を抱えており、より、使いやすく、低コストでかつ迅速な検査ソリューションに対するニーズが存在します。そこで、我々は「誰でも」「簡単に」「高精度」な検査が行える「検査ソリューション」の開発および提供をめざしています。

自社にて提供するアセット

人的リソース:
DNAセンサの開発を進めてきた経験がありバイオ系と電気化学的測定に長けた人材
薄膜(櫛型)電極のノウハウ:
当社の保有技術である薄膜電極技術を利用した電気化学的測定技術
核酸増幅/精製技術:
生物系の実験設備を社内に保有、特にDNAの取り扱いついては経験豊富

こんな人に参加して欲しい

本テーマの実現にはいくつかの技術的隘路が存在し、「バイオ系検査キットの作製ノウハウと実績を持つ企業」様や「発熱体を備えた手のひらサイズの保温器を設計、製造する技術をもつ企業」様との協業が不可欠です。是非、弊社のくし形電極やバイオ/核酸に関する技術アセットと貴社のご知見を掛け合わせ、共に技術的隘路を乗り越え、顧客課題の解決にチャレンジをしていただける企業様をお待ちしております。

メンターコメント

昨今、法規制の改訂や社会的要請の高まりなどの影響もあり、食品アレルゲン検査の必要性/重要性は国内外ともに高まっております。しかし、既存手段ではまだ解決できない壁が多く、悩める現場からの声を多く収集しております。三菱マテリアル社が持つバイオの研究開発知見や核酸検出の技術力等を基に、新たなアレルゲン検査ソリューションを一緒に創造しませんか。パートナー様との意見交換を大変心待ちにしております!

福田 真也・米澤 岳洋
テーマ起案者
福田 真也 Shinya Fukuda 米澤 岳洋 Takehiro Yonezawa
イノベーションセンター

Entry

2025年12月10日(水)23:59まで

Meetup

「プログラム説明交流会」
のご案内

2025年12月4日(木)18:00~

「プログラム説明交流会」がございます。
お気軽にご参加ください。