2026年6月 2日
三菱マテリアル株式会社
三菱マテリアル株式会社は、伸銅品事業の主要製品を対象に、カーボンフットプリント(Carbon Footprint of Products、以下「CFP」(*1))を可視化するデータ基盤「CFPデジタルプラットフォーム」を構築するとともに、同プラットフォームを中核としたCFP算定・検証の仕組みについて、第三者機関による認証を取得しました。伸銅品において、CFP算定体制に関する第三者機関による認証は国内初(*2)となります。
当社は中期経営戦略において、気候変動への対応を重要な経営課題と位置付け、バリューチェーン全体での温室効果ガス削減を通じたカーボンニュートラルの実現を掲げています。近年、脱炭素社会への移行を背景に、製品単位での温室効果ガス排出量の把握・開示に対する要請は高まっており、特に自動車や電機・電子分野をはじめとする主要顧客においては、サプライチェーン全体での環境負荷低減を目的に、信頼性の高いCFP情報の提供が事業競争力の重要な要素となりつつあります。
一方、伸銅品事業は多品種・多工程での生産を特長としており、製品ごとのCFP算定にあたっては、膨大なデータ管理や算定プロセスの標準化、継続的な運用体制の構築が課題となっていました。こうした外部環境の変化と事業特性を踏まえ、当社ではCFP算定を個別対応にとどめるのではなく、事業全体で効率的かつ継続的に運用可能な仕組みとして高度化することが不可欠と判断し、「CFPデジタルプラットフォーム」を構築しました。
本プラットフォームおよび第三者認証の対象は、当社の大阪製作所(堺地区・三宝地区)で製造される型銅、条、板、ならびに若松製作所で製造される条の一部となります。また、当社が構築したCFP算定体制は、一般社団法人サステナブル経営推進機構(以下「SuMPO」)が提供する「SuMPO/第三者認証型カーボンフットプリント包括算定制度」の認証を受けました。本制度は、企業が構築・運用するCFP算定・検証の仕組みについて、SuMPOが第三者として国際規格(*3)に基づく妥当性を認証するものです。
今回の取り組みより、多品種を扱う伸銅品事業において、高い信頼性を確保しつつ、効率的かつ継続的にCFPが算定できる体制を構築しました。なお、本プラットフォームおよび第三者認証は2026年度中に対象の拡大を予定しております。
当社では今後も主要製品のCFP算定を行い、気候変動に関する取り組みを推進してまいります。
三菱マテリアルグループは「人と社会と地球のために、循環をデザインし、持続可能な社会を実現する」ことを「私たちの目指す姿」と定め、今後も脱炭素社会の実現に向けてさまざまな活動を展開してまいります。
一般社団法人サステナブル経営推進機構「SuMPO/第三者認証型カーボンフットプリント包括算定制度とは」
URL:https://sumpo.or.jp/scheme/about.html
当社のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みについて
URL:https://ir.mmc.co.jp/ja/sustainability/environment/climate_change.html
2024年6月18日プレスリリース
電気銅カーボンフットプリントの算定および第三者検証を実施
URL:https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2024/24-0618.html
2025年1月28日プレスリリース
第21回LCA日本フォーラム表彰において「会長賞」を受賞
URL:https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2025/25-0128.html
2025年4月8日プレスリリース
電気鉛のカーボンフットプリント算定および第三者検証を実施
URL:https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2025/25-0408.html
以上
広報室:03-5252-5206