プレスリリース

2025年1月28日

三菱マテリアル株式会社

第21回LCA日本フォーラム表彰において「会長賞」を受賞

三菱マテリアル株式会社は、電気銅や家電リサイクルにおけるLCA(Life Cycle Assessment:ライフサイクルアセスメント)の取り組みが評価され「LCA 日本フォーラム会長賞」を受賞しました。

LCAは製品の原材料調達・製造・輸送・使用・廃棄まで、ライフサイクル全般を通じて環境負荷を定量的に評価する手法であり、「LCA日本フォーラム表彰」は、「製品のライフサイクルから環境負荷削減に取り組む企業、組織、研究者を応援する」ことを目的に2004年度から開催され、経済産業省と日刊工業新聞社が後援する21回目の歴史ある表彰制度です。
当社では、国内の銅製錬所で生産された電気銅のカーボンフットプリントをLCA手法で評価し、気候変動対策やステークホルダーとのエンゲージメント向上に活用しています。その評価結果は日本LCA推進機構による第三者クリティカルレビュー(*1)を完了しています。また、家電リサイクルに関するLCAでは5社6工場での環境負荷削減効果(*2)を評価し、クラウド型のLCA自動算定システムを構築しました。今回これらの取り組みが評価され、「会長賞」の受賞に至りました。

当社グループは、引き続き、LCAを活用した当社グループ事業の環境負荷評価、改善を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

(*1)
実施したLCAが国際規格の要求事項を満たしているどうかをLCA専門家が確認するプロセス。
(*2)
使用済み家電製品を「(a)リサイクルした際の資源再生までの環境負荷」と「(b)リサイクルしなかった場合の環境負荷(家電を埋立処分(または鉄のみ再生し、残りを埋立)し、(a)での再生資源を天然資源から新規製造する場合の環境負荷)」を算定・比較し、差分((b)-(a))を環境負荷削減効果として評価。
表彰式の様子 表彰式の様子
(左:三菱マテリアル 執行役常務 金属事業カンパニープレジデント 伊左治勝義、
右:LCA日本フォーラム 稲葉敦 会長)

【LCA 日本フォーラム会長賞:三菱マテリアル株式会社】

表彰名:
電気銅のカーボンフットプリント算定・第三者クリティカルレビューの実施と、家電リサイクルLCA

  • 電気銅への取り組み
    当社グループの国内の銅製錬所で生産された電気銅について、LCA手法を用いて、カーボンフットプリントを評価し、気候変動対策の検討につなげるとともに、サプライヤーや顧客をはじめとするステークホルダーとのエンゲージメント向上の基礎データとして利用しています。また、評価結果については、一般社団法人日本LCA推進機構による第三者クリティカルレビューを完了しています。

2024年6月18日 プレスリリース
電気銅カーボンフットプリントの算定および第三者検証を実施
URL:https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2024/24-0618.html

  • 家電リサイクルに関する取り組み
    家電リサイクルのLCAでは、当社グループ5社6工場での家電リサイクル実施による環境負荷削減効果を評価。クラウド型システムを利用したLCA自動算定スキームを構築・運用しています。

家電リサイクルプラント | 三菱マテリアル
URL:https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/business/recycle/appliances/recycle_plant.html

【関連情報】

LCA日本フォーラム表彰について(LCA日本フォーラムWebサイト)
URL:https://lca-forum.org/commendation/gaiyou_20180118.html

当社のカーボンニュートラル実現に向けた取り組み
URL:https://mmc.disclosure.site/ja/themes/92

以上

<本件に関するお問い合わせ>

コーポレートコミュニケーション室:03-5252-5206

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