2026年5月28日
三菱マテリアル株式会社
JX金属株式会社
三井金属株式会社
丸紅株式会社
三菱マテリアル株式会社(執行役社長:田中 徹也、以下「三菱マテリアル」)、JX金属株式会社(代表取締役社長:林 陽一、以下「JX金属」)、三井金属株式会社(代表取締役社長:池信 省爾 、以下「三井金属」)および丸紅株式会社(代表取締役社長:大本 晶之、以下「丸紅」、三菱マテリアル、JX金属、三井金属および丸紅と総称して以下「当社ら」)の4社は、三菱マテリアルが営む、銅精鉱の購入および銅精鉱由来の電気銅・硫酸・その他銅製錬副産物の販売を行う事業(以下「対象事業」)を、JX金属・三井金属・丸紅が出資するパンパシフィック・カッパー株式会社(以下「PPC」)に統合すること(以下「本統合」)について協議を進めてまいりましたが、本日付けで、当社らの間で本統合に関する最終契約書(以下「本最終契約書」)を締結いたしましたので、お知らせいたします。
銅製錬事業を取り巻く外部環境は、海外製錬会社との競争が激化したことを受け、鉱山会社から銅精鉱を購入する際の条件(TC/RC(※1))が大幅に悪化し、今後の見通しも不透明な状況にあります。一方で、国内の銅製錬所は、電気銅の生産に加え、レアメタルや貴金属を回収する重要な役割を担っています。これらの金属資源はAIデータセンターをはじめとした先端技術・製品に欠かせないものであり、銅製錬所の存続は、経済安全保障の観点からも極めて重要です。
こうした中、当社らは、国際競争力の強化や収益性の維持・向上を実現する新たな体制構築を目的として、2025年11月に発表した通り(※2)、本統合についての具体的な協議・検討を行ってまいりました。その結果、三菱マテリアルの対象事業を、会社分割の方法により、PPCに移したうえで、PPCが新たに設立するPPCの子会社(以下「新会社」)に承継させることにより本統合を実施することといたしました(※3)。本統合後の当社らのPPCへの出資比率は、JX金属32.50%、三菱マテリアル32.00%、三井金属21.90%、丸紅13.60%(※4)となり、本統合によりPPCは当社らそれぞれの持分法適用関連会社となります。また、新会社はPPCの完全子会社となります(以下PPCと新会社を総称して「PPCグループ」)。
なお、現在PPCでは、JX金属製錬株式会社および日比製煉株式会社の製錬所に対して製錬委託を行っておりますが、本統合後は、PPCグループの製錬委託先に三菱マテリアルの製錬所も加わる体制となります。
本統合によりPPCグループとして銅精鉱調達量が増加することにより、スケールメリットを活かして購買力を強化することができ、さらに共通機能を集約し、最適な供給体制を構築することで、生産・販売オペレーションの効率化を推進します。これによりコスト削減を図り、更なる収益性の向上を実現します。加えて、各社が有する強みやノウハウを融合することで、販売ポートフォリオの高度化等、本統合によるシナジーを追及し、銅製錬事業の競争力強化に取り組みます。本統合は、銅製錬事業が直面している厳しい事業環境を踏まえ、持続的な事業運営に向けた競争力の強化と抜本的な見直しを目指すものです。
本統合は、2026年10月1日の実施を予定しておりますが、本統合を行うに当たり必要な公正取引委員会等の国内外の関係当局への届出や許認可の取得等が完了すること等を条件としております。
| 商号 | PPCマテリアル株式会社 |
| 本社 | 東京都千代田区丸の内三丁目2番3号 |
| 資本金 | 1円 |
| 事業内容 | 銅精鉱の購入 電気銅、硫酸、貴金属、その他銅製錬副産物の製造委託及び販売 |
| 大株主及び持株比率 | PPC 100% |
以上
(資本金・総資産・従業員数については、2026年3月末現在の数値を記載。)
広報室:03-5252-5206