2026年5月20日
三菱マテリアル株式会社
三菱マテリアル株式会社は、使用済み電気・電子機器(WEEE)のリサイクルをめぐる制度整備が進むチリにおいて、チリの高等技術専門学校「Duoc UC(ドュオックユーシー)」の学生を対象に、金属リサイクルに関する講演を行うとともに、「チリ国内に金属リサイクル文化を醸成するために、日常的にどのような行動を意識すべきか」をテーマとしたワークショップを実施しました。
当社グループは、中期経営戦略(2026~2028年度)において「資源循環ビジネスで未来を創る企業へ」を基本方針に掲げ、資源循環ビジネスのグローバル展開を重要な成長戦略の一つと位置付けています。
チリでは、リサイクル関連法であるLey Nº20.920(廃棄物管理および拡大生産者責任<REP>に関する法律)の電気・電子機器分野が2026年5月7日に公表され、電気・電子機器を販売する企業に対し、製品の回収およびリサイクルを行う責任が段階的に課されることとなりました。制度整備の進展に伴い、金属リサイクルの重要性は一層高まっています。
当社はこのような環境変化を見据え、2024年より、Duoc UCや現地リサイクラーと提携し、使用済み電気・電子機器の回収に向けた取り組みを進めてきました。具体的には、回収コンテナの製作費用の寄付や、キャンパス内および市内への設置を通じて回収インフラの整備と学生を中心とした啓発活動を一体的に推進してきました。
今回実施した講演およびワークショップは、こうした継続的な産学連携の取り組みをさらに発展させ、チリの学生が金属リサイクルの意義を理解し、日常行動につなげていくことを目的として実施したものです。
当日は、Duoc UCの学生約200名に加え、在チリ日本大使館の大使およびチリ環境省関係者らが出席しました。講演では、金属資源には限りがあること、使用済み電気・電子機器から銅などの有価金属を回収し、再び資源として活用できること、そしてそのためには一人ひとりの分別や回収への協力が重要であることなどについて説明しました。
講演後に実施したワークショップでは、「チリ国内に金属リサイクル文化を醸成するために、日常的にどのような行動を意識すべきか」をテーマに参加者同士で意見交換を行いました。学生からは「使用済み電気・電子機器を適切に分別・回収に出す意識を高めることが重要」との意見が挙がるなど、活発な議論が交わされました。


活発な議論を経て、意見を発表する学生たち
今後のチリにおける更なる資源循環を祈念した鏡開き
また、ワークショップの一環として、事前に学生へ使用済み電気・電子機器の持参を呼びかけ、当日はそれらの機器と引き換えに記念品のうちわを配布しました。回収された使用済み電気・電子機器は、チリ国内のリサイクラーを通じて、当社の直島製錬所(香川県)において有価金属の回収および再資源化される予定です。
記念品のうちわを持って記念撮影


当社グループは今後も、Duoc UCとの連携をはじめとする継続的な産学協働を通じて、使用済み製品を再資源化する取り組みの裾野を広げるとともに、「人と社会と地球のために、循環をデザインし、持続可能な社会を実現する」という当社グループの目指す姿の実現につなげてまいります。
2024年4月22日
チリの高等技術専門学校「Duoc UC」と提携 ~南米チリにおける金属リサイクル文化の醸成に貢献~
URL:https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2024/24-0422.html
以上
広報室:03-5252-5206