2026年2月10日
三菱マテリアル株式会社
三菱マテリアル株式会社は、2022年9月に東京科学大学(当時:東京工業大学)に設置された「三菱マテリアル サステナビリティ革新協働研究拠点」における共同研究の成果として、当社のマテリアルズインフォマティクス(MI)技術を活用し、新規光触媒材料(光を吸収して化学反応を促進する物質)の特性を向上させる添加元素の探索を行い、新たな可視光応答型光触媒材料の創出に成功しました。本成果は、米国の国際的な学術雑誌である「Journal of the American Chemical Society」誌に掲載されました。
※マテリアルズインフォマティクス(MI)とは:膨大なデータとAI技術を用いて、材料の性質や有望な組成を高速に予測し、新材料の探索・設計を効率化する手法です。従来の試行錯誤型研究に比べ、研究期間を大幅に短縮できる点が特長です。
このたびの共同研究では、当社のMI技術により、多数の添加元素候補から光触媒の性能向上が見込まれる元素を効率的に選定。その結果得られた元素を基に東京科学大学が合成した材料において、可視光照射下での水分解による水素生成反応の光触媒特性が大幅に向上することを確認しました。
本成果は、MIを活用した材料探索の有効性を示すとともに、従来の試行錯誤型研究に比べ大幅な効率化を実現したものです
本研究は水素の利活用技術の一つとして、将来的には人工光合成システムへの応用が期待されます。研究成果については、東京科学大学と共同プレスリリースを発表しています。
詳細は以下より参照ください。
東京科学大学、三菱マテリアル共同プレスリリース
URL:https://www.isct.ac.jp/ja/news/jdmhtu6yr3mh
当社は今後もMI・デジタル技術の活用を推進し、高機能材料の迅速な探索・開発を進めます。さらに、大学や研究機関との共創を強化し、社会課題の解決に資する革新的材料の創出を加速してまいります。
2023年3月15日
新たな結晶構造を持つ酸化スズの合成に成功
URL:https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2023/23-0315.html
2022年9月7日
三菱マテリアルと東京工業大学「三菱マテリアル サステナビリティ革新協働研究拠点」を設置
URL:https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2022/22-0907.html
以上
広報室:03-5252-5206