火山地帯では深さ数kmのところに1,000℃前後のマグマ溜りがあり、その高温部分に地下水が浸透すると高温熱水が貯えられます。この熱水を人工的に掘削した生産井により取り出し、蒸気と熱水に分離し天然の蒸気が生成されます。その熱エネルギーでタービン発電機をまわし電気をつくります。一方熱水はそのまま地下深部に戻されますが、一部清水と熱交換され、給湯、暖房、融雪等多目的に有効利用されます。
タービン内で仕事を終えた蒸気は、復水器に導かれ冷却水により冷却され温水となり、冷却塔で空気により冷却され今度は冷却水になります。この冷却水は、再び復水器に戻され循環使用されます。
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