事業紹介高機能製品事業Advanced Products Business

世界のエレクトロニクス産業の
進化を支える

あなたのそばの高機能製品

あらゆるものがインターネットに結ばれるIoT時代。スマートフォンをはじめとする「情報通信機器」はより高度に進化し、家電、住宅、公共交通機関をはじめとした移動手段がネットワークでつながり、膨大な情報が蓄積・処理されはじめています。
この中で私たちの製品は、各種電子機器や自動車に不可欠な、半導体製造装置用シリコン部材、半導体用低α線はんだ、自動車フロントガラス用の熱線カット塗料、急速充電器向けサージアブソーバ、リードフレーム向け銅素材、プリント回路基板で使われるメッキ用銅ボールなど幅広く利用されています。
さらに次世代自動車では、各種温度センサ、端子コネクターをはじめ、高電圧での利用に不可欠な無酸素銅ベースのブスバーなど、当社の特長ある製品の製造・販売を通じて社会に貢献しています。

数字で見る高機能製品

  • 国内販売シェアNo1の伸銅品

    銅加工事業は、銅製錬で製造した電気銅を原料に、型銅、荒引線から条、板、棒といった伸銅品まで一貫して製造しています。伸銅品の販売シェアは国内トップであり、お客様のニーズに合った製品を提供しています。(2023年10月現在)

  • 世界の次世代自動車

    全世界の自動車生産台数のうち次世代自動車が占める割合は、2028年度には55%と中長期的な伸長が予想されています。高電圧・大電流での利用に適した無酸素銅をはじめ、当社の特長ある種々の材料・部品が自動車の進化を支えます。

  • 世界のIoTデバイスが倍増

    スマートフォンに加え、家電や自動車など、世界中の様々なモノがインターネットへつながり、その数は爆発的に増加。そこには、様々な当社の機能性材料・電子部品が使われています。

高機能製品の将来

次世代自動車の普及に材料・部品で貢献

当社は、自動車に搭載される端子コネクターやリードフレーム向け銅素材のトップサプライヤーであり、次世代自動車に必要な高電圧・大電流に対応する無酸素銅の製造技術と材料設計技術で業界をリードしています。さらに各種温度センサーなど、ユニークな技術を活かした製品供給を通じ、次世代自動車の普及に貢献しています。
自動車の電装化がますます進展すると見込まれるなか、当社はスマートフォン向け一部製品の販売シェアにおいても世界No.1であり、今後は銅加工品と電子材料のコラボレーションによるパワー半導体関連製品など、新製品・新事業の創出を計画しています。

世界的な事業ネットワーク

高機能製品カンパニーでは、銅加工事業と電子材料事業を合わせ日本国内に9つ、また世界9ヵ国、13拠点に主要製造拠点を有しています。当社グループにおける世界的な製造・開発・販売ネットワークのシナジーにより、ボーダレスに事業展開する顧客と信頼関係を構築し、品質や製品の独自性に関する顧客満足度においてNo.1のサプライヤーとなることを目指しています。

トピック

三菱伸銅株式会社を吸収合併

近年の自動車産業のCASE対応をはじめ、ロボット、産業機器、インフラなどの電子制御やIoT化、AI化などに伴い、当社の銅加工品への需要は世界的に高まる見込みにあります。
今後ますます拡大する市場に対し、迅速かつ的確に対応し事業成長を確実に実現していくため、当社は2020年4月1日付で伸銅品の国内生産シェアNo.1を誇る三菱伸銅株式会社を吸収合併しました。この統合を通じた戦略実行により、銅加工事業は、製造設備の増強、マーケットニーズを実現すべく両社の開発リソースを集中した研究・開発体制の強化、調達・製造・販売までのバリューチェーン最適化に加え、ルバタグループ含めた海外および川下事業展開を強化し、銅加工業界におけるグローバル・ファースト・サプライヤーを目指します。

社員の主な出身学科

材料・物質・金属系
化学・化学工学系
物理・応用物理系
機械系
電気・電子系
土木・建築系
資源・地質系
地球環境系
数学・情報・経営工学系
文系

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