2025年4月16日
三菱マテリアル株式会社
三菱マテリアル株式会社は、経済産業省、東京証券取引所、ならびに独立行政法人情報処理推進機構が実施する「DX銘柄2025」において、3年連続「DX注目企業」に選定されました。
DX銘柄とは、東京証券取引所に上場している企業の中から、企業価値の向上につながるDXを推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業を選定することで、目標となる企業モデルを広く波及させ、経営者の意識改革を促すとともに、幅広いステークホルダーから評価を受けることで、DXのさらなる促進を図るものです。
本年度は、「DX銘柄2025」31社(うち、DXグランプリ企業2社)、「DX注目企業」19社、さらに、「DXプラチナ企業2025-2027」1社が、単に優れた情報システムの導入やデータの利活用にとどまらず、デジタル技術を前提としたビジネスモデルそのものおよび経営の変革に果敢にチャレンジし続けている企業として選定されました。
グローバル競争に勝ち抜くための基盤づくりとして、2020年よりデジタル化戦略「MMDX:三菱マテリアル・デジタル・ビジネス・トランスフォーメーション」を推進しています。MMDXは経営改革の1つとして位置づけられ、データとデジタル技術の活用を通じて「ビジネス付加価値向上」、「オペレーション競争力向上」、「経営スピード向上」を重要な視点として推進しています。さらにMMDXはものづくり強化、実行体制の強化、ボトムアップ活動の活性化を目的に事業系DX、ものづくり系DX、研究開発DXの三本柱と全社共通DX、基幹業務刷新を合わせた5領域で再構成したMMDX2.0へと進化させています。
当社のDXの取り組みについて
● E-Scrapビジネスプラットフォーム MEX(Mitsubishi Materials E-Scrap EXchange)
電子機器類の廃基板は、有価金属を含有するE-Scrapと呼ばれ、製錬原料の新たな供給元(都市鉱山)として注目を浴びています。E-Scrapビジネスプラットフォーム「MEX」は、業界で初めて納入予約から買鉱価格の確認までの取引情報をオンラインで提供し、取引の透明性と利便性向上を実現しています。運用開始後、多くのリサイクラーや商社に利用され、今後も更なる利便性向上を目指して機能拡張しています。
● 最適な工具の選定サービス Tool Assistant
金属切削加工のための工具の選定には専門知識と経験が必要であり、メーカーや販売店に問い合わせることも多く、時間を要することがあります。また、適切でない工具の使用は加工精度に影響を与えることがあります。本サービスにより、Web上にて短時間で最適な工具選定が可能となり、顧客の負荷軽減ならびに生産性の向上に貢献しています。
「DX注目企業」選定の主な評価ポイント
当社グループは、「人と社会と地球のために、循環をデザインし、持続可能な社会を実現する」ことを「私たちの目指す姿」と定めています。これからもDX戦略を通じて変革を推進し、目指す姿の実現に向けてさまざまな取り組みを実行してまいります。
【関連情報】
経済産業省 DX銘柄
URL:https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/investment/keiei_meigara/dx_meigara.html
経済産業省 ニュースリリース
「DX銘柄2025」「DX注目企業2025」「DXプラチナ企業2025-2027」を選定しました
URL:https://www.meti.go.jp/press/2025/04/20250411002/20250411002.html
三菱マテリアルコーポレートサイト
URL:https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/
オウンドメディアサイト
URL:https://withmaterials.mmc.co.jp/
E-Scrapプラットフォーム「MEX」紹介サイト
URL:https://lp.mex-mmc.com/
工具選定サービス「Tool Assistant」専用サイト
URL:https://www.mmc-carbide.com/jp/ta
2024年10月31日 プレスリリース
最適な工具を提案する「Tool Assistant」サービスの提供開始
~ツール選定をDX化、約40万通りの条件から適切な工具選定を実現~
URL:https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2024/24-1031a.html
以上
広報室:03-5252-5206