プレスリリース

2023年12月15日

三菱マテリアル株式会社

インドネシア子会社の拡張完工について
~銅精鉱処理量30%増強へ~

三菱マテリアル株式会社の連結子会社であるインドネシア・カパー・スメルティング社(PT.Smelting、以下「PTS」)は、同社グレシック製錬所(インドネシア 東ジャワ州グレシック県)において、銅精鉱の処理能力拡張を進めてまいりました。当初の予定通り年内に拡張を完工し、2024年初めから増産体制に移行します。このたびの拡張完工により、グレシック製錬所における銅精鉱処理量および電気銅生産能力は以下のように増強されます。

年間銅精鉱処理量
1.3百万dmt(現行1.0百万dmt)
年間電気銅生産能力
342千mt(現行300千mt)
新たに導入したアノードの回転鋳造機新たに導入したアノードの回転鋳造機
新硫酸プラント全景新硫酸プラント全景

PTSのグレシック製錬所は、当社が特許を有する連続製錬プロセスである「三菱連続製銅法」を用いた、日本国外の銅製錬所の一つです。当社は、インドネシアで最初の銅製錬プロジェクトであるPTSに1990年代より参画してまいりました。このたびの増産体制移行後も、インドネシアの銅のサプライチェーンにおいて重要な役割を担うPTSの操業を引き続き支援してまいります。
当社グループは「人と社会と地球のために、循環をデザインし、持続可能な社会を実現する」ことを私たちの目指す姿と定めています。これからも銅製錬所の持つ役割を最大限活かし、目指す姿の実現に取り組んでまいります。

セレモニーの写真1

PTSの拡張工事完了を記念して、12月14日(木)に同社グレシック製錬所で
拡張完工セレモニーが開催され、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領を
はじめとする多数の来賓の方々にご出席いただきました。

セレモニーの写真2
三菱マテリアル 執行役社長 小野直樹
Richard C. Adkerson
Freeport-McMoRan Inc.(*)
Chairman of the Board and Chief Executive Officer

(*)傘下のPT Freeport IndonesiaはPTSの共同出資先

【関連情報】

2021年11月25日
連結子会社(特定子会社)の異動等に関するお知らせ
URL:https://ssl4.eir-parts.net/doc/5711/tdnet/2053027/00.pdf

以上

<本件に関するお問い合わせ>

戦略本社
コーポレートコミュニケーション室:03-5252-5206

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