プレスリリース

2017年11月20日

米国オレゴン州の産学官連携研究機関「OMIC R&D」へ参画

三菱マテリアル株式会社(取締役社長:竹内 章、資本金:1,194億円)の加工事業カンパニーは、金属加工に関する最新の研究開発および教育を担う米国オレゴン州の産学官連携研究機関であるOMIC R&D(Oregon Manufacturing Innovation Center Research and Development)へ参画することになりましたので、お知らせいたします。今後、当社はOMIC R&Dにおける様々な研究に供する切削工具やその条件をはじめとした金属加工品製造業にかかわる各種情報交換を通じて同地域の経済発展への貢献をすることで、超硬製品のグローバルプレーヤーとしてのプレゼンスを高めてまいります。

OMIC R&Dは、ボーイング社とパートナーシップ関係にあるイギリスのAMRC(The University of Sheffield Advanced Manufacturing Research center)をモデルとしており、ボーイング社、オレゴン州の6つの民間企業および同州の3つの大学(オレゴン工科大学、オレゴン州立大学、ポートランド州立大学)の主導により、2017年6月にオレゴン州ポートランド近郊に設立されました。

OMIC R&Dは、長期における競争力確保のために生産性向上とコスト削減を進める革新的なツール・技能・技術を求めているボーイング社の主導により、世界各地で設立された15カ所目の産学官連携研究機関でもあります。OMIC R&Dは、メーカー、高等教育機関、政府機関の連携による応用研究を結集し、オレゴン州における金属加工品製造業の競争力の強化に協力して取り組んでいるととともに、同産業に関する技能・技術のトレーニング・プログラムの充実によって同地域の金属加工品製造業を支える次世代のエンジニアや研究者も育成しています。

当社加工事業カンパニーは、中期経営戦略における中長期目標として「高付加価値製品、サービス・ソリューションを提供できるグローバルプレーヤー」を掲げており、米国オレゴン州地域の持続的な経済発展をサポートする0MIC R&Dでの活動をバネに、グローバルプレーヤーとしての更なる飛躍を目指してまいります。

OMIC代表者と調印後に握手 OMIC代表者と調印後に握手 (画像をクリックして拡大イメージを表示)
OMICスタッフとOMIC玄関前で OMICスタッフとOMIC玄関前で (画像をクリックして拡大イメージを表示)

以上

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