三菱マテリアル

プレスリリース

2015年4月 1日

三菱マテリアル株式会社
日立金属株式会社

日立ツール株式会社の株式譲渡手続完了、および商号変更に関するお知らせ

三菱マテリアル株式会社(取締役社長:竹内 章、以下「三菱マテリアル」)および日立金属株式会社(執行役社長:髙橋 秀明、以下「日立金属」)は、2014年9月26日付「日立ツール株式会社の株式譲渡契約締結に関するお知らせ」で公表しましたとおり、超硬製品(切削工具)の事業基盤強化を目的として、三菱マテリアルが日立金属の完全子会社である日立ツール株式会社の発行済株式総数の51%を取得する契約を締結し、このたび株式譲渡手続を完了しましたので、お知らせいたします。
日立ツール株式会社は、三菱日立ツール株式会社(以下「三菱日立ツール」)へ商号を変更し、本日より新たに三菱日立ツールとして営業を開始しますので、併せてお知らせいたします。

三菱日立ツールは、高精度・高能率・高速加工を可能とする最新工具を提供する超硬製品メーカーです。特に表面改質・形状技術を強みに、金型の三次元加工や発電・航空機エンジン部品に代表される複雑形状かつ難削材の加工を得意領域としております。長年にわたり、お客様への提案や問題解決を通じて培った製品開発力により、複雑形状加工の分野で高い国内市場シェアを有しております。
三菱日立ツールは、日立金属の工具鋼事業との連携を継続しつつ、三菱マテリアルの強みである超硬製品の材料開発・生産技術や充実したグローバル販売網を活用することで、今後は海外での販売強化による事業拡大を目標としております。

三菱マテリアルは、このたびの株式取得により、三菱日立ツールが有する最新の超硬製品ラインアップおよび多様な部材の加工に関する高度な技術提案能力を活かし、自動車や航空機・エネルギー関連を中心に、市場が求める製品・サービスを従来以上に幅広く提供してまいります。また三菱マテリアルは、目標としている超硬製品市場における世界シェア10%超の達成に向けて、引き続き三菱日立ツールとともに邁進してまいります。
日立金属は、三菱マテリアルの超硬製品事業と一体となって顧客基盤を拡大するとともに、工具鋼および航空機・エネルギー関連材料・製品をはじめとする高級特殊鋼分野において、材料開発から製造、加工、販売までのトータル・ソリューションを強化・拡大してまいります。
三菱マテリアルと日立金属は、三菱日立ツールの共同運営を通じ、それぞれの経営資源を活用しながら、各社が強みを発揮することでWin-Win-Winの関係を築き、お客様から信頼されるベストパートナーを目指してまいります。

1. 三菱日立ツール会社概要
(1)商号 三菱日立ツール株式会社
(英文社名:Mitsubishi Hitachi Tool Engineering, Ltd.)
(2)代表者の役職・氏名 取締役社長 増田 照彦
(3)所在地 東京都港区芝浦一丁目2番1号
(4)事業内容 特殊鋼・超硬合金等によるチップ、切削工具、耐摩製品、
都市開発工具等各種機械工具の製造販売
(5)資本金 1,455百万円
(6)大株主及び持株比率 三菱マテリアル 51%、 日立金属 49%

2. 三菱日立ツールのコミュニケーションシンボル

コミュニケーションシンボル

以上

【本件に関するお問い合わせ先】

三菱マテリアル株式会社
経営戦略部門 広報・IR部:03-5252-5206

日立金属株式会社
コミュニケーション室:03-5765-4079

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