2015年2月23日
三菱マテリアル株式会社(取締役社長:矢尾 宏、資本金1,194億円)の電子材料事業カンパニーは、電子デバイス事業の主力製品であるサーミスタセンサの増産体制を構築するため、2014年4月よりラオス人民民主共和国に製造子会社の設立を進めてまいりましたが、このたび同社工場の建設が完了し、2015年2月19日に現地で竣工式を挙行しましたので、お知らせいたします。竣工式には、ラオス人民民主共和国の計画投資省副大臣、商工省副大臣、厚生省副大臣や日本国大使館の岸野大使をはじめとした御来賓、関係者など、約50名にご列席いただきました。
なお、同工場における本格的な製造開始は、来る3月下旬を予定しております。
当社のサーミスタセンサ事業は、大規模な中国市場において、主にエアコン・冷蔵庫などの白物家電向けの販売が好調に推移しており、今後も同市場での需要拡大を見込んでおります。将来的には、東南アジア地域におけるオートバイ向けなどで、サーミスタセンサの販売数量拡大も視野に入れております。
当社は、中期経営計画「Materials Premium 2016」において、全社成長戦略の一つに「グローバル競争力の強化」を掲げ、海外生産・販売拠点の拡充など、新興国を中心とした事業展開により、成長を実現していくこととしております。
当社の電子材料事業カンパニーは、今後も「Materials Premium 2016」のもと、ラオスを新たな製造拠点に加えた体制でグローバル競争力の強化を図り、拡大するセンサ市場の商機を確実に掴むことで、持続的な成長を目指してまいります。
岸野大使、矢尾社長によるテープカット
矢尾社長 挨拶
商工省のケンマニー・ポルセナ (Madam Khemmani Pholsena)大臣ご祝辞
以上