プレスリリース

2012年4月 2日

平成24年入社式挨拶(要旨)

三菱マテリアル(株)取締役社長 矢尾 宏

入社おめでとうございます。
昨年3月に発生した東日本大震災によって、今も被災地や住み慣れた地を離れて厳しい避難生活を余儀なくされている方々に対し、心よりお見舞いを申し上げます。
さて、社会人生活をスタートされる皆さんには、これまで支えてくれた人々に感謝の気持ちを忘れずに持ち続けて欲しいと思いますが、加えて私からお願いしたいことを4点お話しいたします。
最初に、三菱マテリアルの社員として「プライド」を持って欲しいということです。責任感をもちながら仕事を覚え、その分野のプロフェッショナルとなることでプライドを醸成するとともに生活に必要不可欠な素材を生産・供給している当社で働くことにプライドをもって欲しいということです。
次に会社の資産や信用を、自分の財産や信用だと思って大切にしてもらいたいということです。昨年は当社のCSR意識が問われる一年であったと思います。震災発生後、当社はまず素材・部材メーカーとしての供給責任を果たすことを第一に、お客様への影響を最小限に留めることを最優先としました。また、10月からはセメント生産工場である岩手工場で瓦礫の受け入れを開始、震災ボランティアでは9ヶ月間で延べ417名のグループ社員が参加するなど被災地支援にも取組んで参りました。今後も社会的責任を果たすべく、こうした取組みが会社の信用を維持し高めるものと、心に深く刻んでもらいたいと思います。
3つめは、スピード感を持って職務に取組んでもらいたいということです。急激に変化する世界で、当社が社会から必要とされ続けるためには「未来を先取りし、変化をリードしよう」というスピード感を全ての社員が持つことが何より大切です。
最後に、社会人になっても学び続けて欲しいということです。当社が継続して成長し、勝ち残っていくためには、自らの競争力を高めてゆく必要があります。常に自分自身の爪を研ぎすまし、各々の分野で誰にも負けない専門性を身につけてください。
これからも、時代の要請に応じて当社の事業も様々な形態に変化していくことでしょう。それぞれの事業を成長させ、新しい時代を創るのは皆さんに他ならないのです。これからの時代をともに生きる155名もの新たな仲間を迎え入れることが出来たことを心強く思っています。ともに頑張りましょう。

以上

(ご参考)
入社式日時
平成24年4月2日
入社式開場
当社さいたまオフィス研修センター
新入社員数
155名

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