2017年4月27日
三菱マテリアル株式会社(取締役社長:竹内 章、資本金1,194億円)のセメント事業カンパニーは、九州工場の新事務棟を4月20日に竣工しましたので、お知らせいたします。
このたび竣工した新事務棟は、旧事務棟では分散していた講堂や食堂を集約するとともに、執務スペースにも工夫を凝らすことにより、社員同士のコミュニケーションを重視した造りとしております。照明は全てLEDとし、屋上には太陽光パネルを設置するなど、エネルギーの効率利用にも配慮しました。
また、1階には、地元の方々の見学の際にご覧いただくため、九州工場と苅田町の歴史を紹介するスペースも設けております。
新事務所棟の建設工事は、九州工場の石灰石砕砂を使用した生コンクリート、直島製錬所の銅スラグを使用したコンクリート製品、セメント・固化材、セメント板、銅ケーブルなどの当社および当社グループ会社製品を数多く採用しています。
九州工場は、豊国セメント株式会社苅田工場として1920年(大正9年)に操業を開始し、その後に経営参加した三菱セメント株式会社とともに、1964年(昭和39年)に新工場を現在の場所に建設しました。当社の中でも歴史ある工場の一つであり、2020年に100周年を迎えます。
当社セメント事業カンパニーは、これまでに培ってきた廃棄物の有効利用の技術やノウハウを活用し、循環型社会に貢献してまいります。
以上