三菱マテリアル(MMC)は、1871年以降、炭鉱・金属鉱山経営を進め、1917年に金属事業の原点となる直島製錬所を開設後、当社グループは独自の強みを形成しつつ金属加工、電子材料、再生可能エネルギー、資源リサイクルなど事業展開を進めてきました。その営みの中、イノベーションセンターは1917年、三菱合資会社の研究所として設立され、材料とその周辺技術に強みをもつ13の技術領域の専門家集団を有しており、日々、私たちが目指す姿を追求しています。
三菱マテリアルの新規事業創出ブランド “ SU ”
三菱マテリアルの
新規事業創出ブランド “ SU ”
SUとは、MMCの新規事業およびその創出活動を表すブランドです。
SU
は、好奇心と自由な発想を起点とし、行動し、その止まらない動きを仲間に伝播させ仲間とともに具現化していく。このことで自らの存在意義を見つめ直すとともに、社会への新たな価値の提供に繋げます。
三菱マテリアルが提供できる4つのアセット
本アクセラレーションプログラムでMMCが提供できるアセットは以下の4つです。
歴史あるMMCならではの豊富な知見と累積研究データ、スペシャリストに溢れた人的リソース、
本格的な研究設備や開発環境など、他に類を見ない充実のアセットとなっています。
累積研究データ提供
イノベーションセンターの材料およびその周辺技術に関するデータや知見を活用可能。
人的リソース提供
13の技術領域の専門家集団より、事業開発メンバーが各テーマにアサインされる。
研究・開発設備
イノベーションセンターの各種開発設備を活用可能。
各種マテリアル解析体制
イノベーションセンターの材料分析/解析設備を活用可能。
プログラムによって得られるメリット
本アクセラレーションプログラムで得られるメリットは以下の4つです。
MMCの事業開発チームとの事業化検討、専門家によるメンタリング、十分な資金提供と豊富なアセットにより、
高い技術力を活かした事業開発を行う十分な環境をご用意しています。
プログラム
PoC費用はMMCにて一部負担。MMCの事業開発チームと共に6か月間の検証期間で事業化検討を行う。
メンター (専門家)
相談
MMCとUNIDGEによるメンタリング伴走支援。
研究・開発資金 提供
ものづくりR&D戦略部またはMMCイノベーション投資事業有限責任組合(CVC)からの出資可能性。
アセットの活用
MMCが有する、非鉄金属領域の研究開発機能 / 研究開発データ / 要素技術などのアセットを活用できる。
協創を目指す6つのテーマ
本アクセラレーションプログラムで協創したい事業テーマは以下の6つです。
各分野の研究開発に長けたプロフェッショナルが共にイノベーションに取り組みます。
Theme 01
未利用熱で熱電発電し、カーボンニュートラルに挑む
MOVIE ▶
- #高効率熱電発電素子
- #産業廃熱
- #変換効率10%
- #国プロ
- #自立分散型電源
Theme 02
微生物で貴金属を回収、高機能材料化する
MOVIE ▶
- #資源循環
- #低コスト低環境負荷
- #酵母分解
- #低品位の金含有液
- #バイオ+エレクトロニクス
Theme 03
"蓄熱" と "EMS" で工場の稼働状況に応じた空調エネルギー効率の最適化を実現する
MOVIE ▶
- #需要予測
- #蓄熱/蓄電
- #地中熱
- #太陽光発電
- #高齢者施設
Theme 04
気化熱による究極の環境低負荷発電
MOVIE ▶
- #その場発電
- #紙/繊維
- #無人化
- #電源問題
- #センサー
- #カーボンナノチューブ
Theme 05
金属粉末プロセスの技術によって、3Dプリンターで量産品をつくる
MOVIE ▶
- #EV
- #航空宇宙関連
- #メタマテリアル
- #データセンター
- #スパコン
- #粉末冶金
- #バインダジェッティング方式
Theme 06
鉄以外の素材でモビリティを軽量化し、燃費向上とCO2排出低減を実現する
MOVIE ▶
- #モビリティ
- #航空機
- #新素材
- #リサイクル性
- #航空コンテナ
- #マグネシウム
実施スケジュール
採択から2024年8月末の最終ピッチまで約6ヶ月間、
メンタリングや資金提供を通じて協業事業の構築を並走支援します。
- ・2023年11月6日(月) 募集開始
- ・2023年11月27日(月) プログラム説明交流会
- ・2023年12月6日(水) 募集締め切り
- ・2023年12月22日(金)まで 応募企業とのマッチング面談&審査会登壇企業の確定
※ご応募頂いた企業から、随時マッチング面談を実施させていただきます。 - ・2024年2月26日(月)まで ビジネスプランのブラッシュアップ(約2か月間)
- ・2024年2月28日(水) 審査会
- ・2024年3月5日(火)まで 結果通知
- ・2024年3月11日(月)~2024年8月末まで 検証活動/メンタリング(約6か月間)
- ・2024年8月末 DEMODAY/最終ピッチ
メンター紹介
本アクセラレーションプログラムのメンターは、
これまでの事業経験やスタートアップ市場の知見を活かし、協業事業への的確なアドバイスと伴走支援を行います。
応募要項
本アクセラレーションプログラムの応募要項は、以下の通りです。
※情報は更新される可能性がございます。
エントリー前に、最新の情報をご確認ください。
- 応募要項
-
1. 応募締め切り
12月6日(水)
2. 応募資格
登記された法人としての応募であれば、企業/NPO/学校などの所属は問いません。 ただし、23年12月下旬~24年2月、24年3月~24年8月までの期間にて、検証活動に必要な一定以上の稼働ができることが条件となります。
※事業ステージ・本拠地・年齢・性別・国籍は不問です。
- 応募方法
-
本ページの「ENTRY」ボタンより応募フォームに遷移後、必要事項を入力の上提出をお願い致します。
審査の進め方
- 審査フロー:応募締め切り後、書類審査を実施し、12月下旬までに面談をさせていただきます。
- 審査結果通知:書類及び面談結果は1月上旬までにご連絡致します。
※書類選考の審査内容に応じて、面談を行わない場合もございます。予めご了承ください。
※締切り前に申込した企業様には、優先して面談選考をさせていただく場合がございます。
- 審査の進め方
-
審査フロー:応募締め切り後、書類審査を実施し、12月下旬までに面談をさせていただきます。
審査結果通知:書類及び面談結果は1月上旬までにご連絡致します。
※書類選考の審査内容に応じて、面談を行わない場合もございます。予めご了承ください。
※締切り前に申込した企業様には、優先して面談選考をさせていただく場合がございます。
- その他
-
- 面談選考を通過した場合、MMCと共同で事業案や実証実験の検討を行い、24年2月28日(水)の審査会にてプレゼンを行っていただきます。審査会に通過した企業は、実証実験を6か月行い、24年8月末にDEMODAY/最終ピッチを発表いただき、事業化に向けた審査をさせていただきます。
- 一つの法人から複数のテーマにご応募可能です。
-
以下のような企画は対象外となります。
- ・ギャンブル、政治、宗教、反社会的内容、公的にふさわしくない内容の企画
- ・法律に違反する企画
よくある質問
アクセラレーションプログラムの応募に際し、
よくあるご質問をまとめました。応募前にご一読ください。
- Q. 三菱マテリアルの既存事業以外のビジネスも対象になりますか?
- A. 新たな技術やサービスを活⽤したビジネスアイデアを幅広く募集しています。三菱マテリアルの研究開発機能や要素技術、ネットワークなどのアセットが活用できるものであれば、事業領域は問いません。
- Q. プログラムに選抜された場合、どのような支援が受けられますか?
- A. 三菱マテリアルならびにUNIDGEのアセットとリソースを活用した支援、メンタリングなどを中心とした支援を行います。ただし、支援内容は確定・一律ではありませんので、個別に協議させていただきます。
- Q. 応募したアイデアは守られますか?
- A. 応募いただいた皆様のアイデアは最大限尊重させて頂き、許可なく他に公開することはありません。企業情報等を公開する際には、公開前に公開内容をご確認いただきます。ただし、応募の段階から事業アイデア自体を秘匿することのみを目的とした守秘義務契約等の締結は想定していないため、秘匿とすべき情報については起案者の皆様自身で十分に扱いを気をつけて頂ければと思います。審査会にて採択された後に、秘密保持契約などが必要な場合は、案件に応じて真摯に対応させていただきます。
- Q. 複数社での連携による応募は可能ですか?
- A. 複数社での連携による応募も可能ですが、連絡窓口となる代表機関を設定してご応募ください。
- Q. 出資はいつ受けられますか?
- A. 事業化検討状況を考慮した上で行うため、基本的にはDEMODAY/最終ピッチ以降となります。
- Q. 出資は必ず受けられるのですか?
- A. 出資は約束されたものではありませんが、DEMODAY/最終ピッチ 通過企業への出資は積極的に検討致します。尚、出資を検討するにあたり、財務諸表等の提出をお願いすることがございます。
- Q. アクセラレーションプログラムへのビジネスプランの応募は、プログラム説明交流会への参加が必須条件ですか?
- A. いいえ。プログラム説明交流会に参加していない方でも応募は可能です。
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