2023年10月12日
三菱マテリアル株式会社
三菱マテリアル株式会社と英国ロンドンに本社を置く英国上場の多国籍鉱山会社であるAnglo American plc(以下、「Anglo American」)は、銅関連製品のサプライチェーン全体での持続可能で責任のある製品の提供に向けた協働を進めるべく、このたび覚書を締結いたしました。
カーボンニュートラルの実現に向け、自動車のEV化や再生エネルギー由来電力の利用拡大が推進されており、それに伴い銅の需要が増大すると予測されています。世界的な銅需要の高まりとともに、それらの供給がよりグリーンで持続可能であることが望まれています。そのような現状から、当社とAnglo Americanは、銅関連製品のサプライチェーン全体において、透明性を確保し、持続可能で責任のある製品を提供するための取り組みを進めるために協力することで合意いたしました。両社は、長年の銅精鉱買鉱取引を通じて良好な関係を築いてまいりました。この新たな連携のもと、さまざまな脱炭素技術に関する情報の共有を進め、当社銅関連製品のカーボンフットプリント(CFP)の算定、およびその低減に向けた取り組みを進めてまいります。
当社は、私たちの目指す姿を「人と社会と地球のために、循環をデザインし、持続可能な社会を実現する」と定め、自社の持つ強みをもとに金属資源の循環を強化し、対象範囲、展開地域、規模の拡大によりバリューチェーン全体での成長実現を目指しています。Anglo Americanとの連携を通じて、製品情報の透明性を確保する取り組みを進めてまいります。
当社は、主要な地域の顧客との長期的な協力関係を築き、確立された取引関係を基盤として、製品の倫理的なバリューチェーンを構築するというコミットメントを自社の採掘事業以外にも拡大しています。
世界中の顧客は、持続可能な方法で生産された製品を購入することを求めています。三菱マテリアル株式会社との取り組みは、現代生活の主要テクノロジーに使用される材料の出所の可視性を高め、持続可能な社会経済的発展を通じて、増加する世界人口の生活水準を向上させることを目指しています。
Anglo Americanロンドン事務所において開催された覚書締結式
左:三菱マテリアル株式会社 伊左治 勝義 執行役常務 金属事業カンパニープレジデント
右:Anglo American Paul Ward, Executive Head of Base Metals Marketing
2023年7月26日
温室効果ガス排出量削減目標の見直しについて
~最新の事業体制にもとづき削減目標を見直し~
URL:https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2023/23-0726.html
2023年2月10日
温室効果ガス排出量削減目標および気候関連リスク・機会に係るシナリオ分析の見直しについて
~約400億円を投資し、GHG削減目標を引き上げ~
URL:https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2023/23-0210a.html
以上
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