プレスリリース

2020年3月25日

三菱マテリアル株式会社

台風19号で発生した災害廃棄物の受け入れを決定

三菱マテリアル株式会社(執行役社長:小野 直樹、資本金:1,194億円)のセメント事業カンパニーは、台風19号により宮城県宮城郡松島町で発生した災害廃棄物のうち、稲わらの受け入れを3月27日より青森工場(青森県下北郡東通村)において開始することを決定しましたので、お知らせいたします。

松島町では、昨年10月に発生した台風19号により町内の河川が氾濫し、農地が冠水したことで浮遊した稲わらが、ほ場などに流出するといった被害が生じました。(流出総量:推定7,000トン)。この度、青森工場では流出した稲わらのうち約1,000トンを2020年度にかけて受け入れる予定としており、受け入れた稲わらはセメント製造用の熱エネルギー代替原料として有効利用され、燃えた後の灰も全てがセメントの原料として復興資材に生まれ変わります。

なお、当社では岩手工場(岩手県一関市)においても、本年2月7日より台風19号により岩手県内で発生した災害廃棄物を受け入れており、同台風による災害廃棄物の受入れは、これが2件目となります。

当社セメント事業カンパニーはこれまでも、セメント工場の立地地域の皆さまのご理解ご協力のもと、東日本大震災や熊本地震などで発生した災害廃棄物の受け入れを行ってきました。今後も災害廃棄物のセメント原料化を通じて、被災された地域の復旧・復興を支援してまいります。

※コメを収穫したあとの稲を乾燥させたもの

<青森工場全景> 青森工場全景 (画像をクリックして拡大イメージを表示)
<岩手工場での稲わら処理の様子> 岩手工場での稲わら処理の様子 (画像をクリックして拡大イメージを表示)

以上

<本件に関するお問い合わせ>
三菱マテリアル㈱ 総務部広報室:03-5252-5206

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