プレスリリース

2017年7月20日

ベルギーの国家機関と放射性廃棄物地層処分の研究支援に関する契約を締結

三菱マテリアル株式会社(取締役社長:竹内 章、資本金:1,194億円)は、ベルギーの国家機関であるONDRAF/NIRAS(放射性廃棄物・濃縮核分裂性物質管理機関)と放射性廃棄物処分の研究支援に関する契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。ONDRAF/NIRASは、ベルギーの放射性廃棄物の長期管理や処理処分を所管する同国連邦政府傘下の国家機関です。

当社は、長年に亘る日本国内での放射性廃棄物の安全な処理・処分の実現に向けた研究活動が評価され、2013年9月にONDRAF/NIRASから我が国では初めて放射性廃棄物地層処分の研究業務を受託しました。今般、これまでの研究支援の実績が認められたことにより、追加研究の契約の締結に至ったものです。

ONDRAF/NIRASは、2011年9月に放射性廃棄物の処分方針に関する「高レベル放射性廃棄物及び長寿命・低中レベル放射性廃棄物の長期管理に関する国家廃棄物計画」を策定し、発表しております。ベルギー連邦政府が放射性廃棄物の長期管理に関する方針を決定する上での判断材料となる本計画において、ONDRAF/NIRASは放射性廃棄物について同国内の粘土層での地層処分を推奨するとの見解を示しています。

今般の研究支援の内容は、ベルギーの地層を構成する岩石や粘土等の試料を用いた種々の試験により放射性物質の挙動を把握するもので、北海道大学や東北大学の協力の下、最新の知見を踏まえて研究を行います。この成果は同国の放射性廃棄物の地層処分の実現可能性を判断するための重要な情報の一つとして扱われることとなっております。また、多様な岩石を対象とした試験研究の経験は、今後の日本国内における放射性廃棄物の最終処分の検討においても大いに役立てることができると考えております。

当社は、ビジョンの中で「ユニークな技術により、人と地球と社会のために新たなマテリアルを創造し、循環型社会に貢献するリーディングカンパニー」となることを掲げております。当社は、長年培ってきた放射性廃棄物の安全な処理・処分に関する研究活動を通じて、世界共通の課題である放射性廃棄物の適正な最終処分の実現に貢献してまいります。

以上

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