2017年3月 1日
三菱マテリアル株式会社(取締役社長:竹内 章、資本金1,194億円)は、3月1日(水)、さいたまオフィス(埼玉県さいたま市)内に当社グループの安全衛生教育の拠点とする「安全衛生教育センター緑館」(以下、当センター)を竣工しましたので、お知らせいたします。
当社は、2014年(平成26年)1月に四日市工場で発生した重大災害を契機に、当社グループ全体の安全管理体制を強化し、各般に亘る安全施策に取り組み、安全水準の向上を図ってまいりました。このたび、その一環としてさいたまオフィス内にさまざまな危険体感設備を具備する総合的な教育施設が竣工し、当社グループ社員を対象とした安全衛生教育を開講しました。同オフィスには「人財開発センター」や「ものづくり・ひとづくり大学」等の教育施設・機能が集約されており、当社グループの人材育成の拠点となっております。事業活動の根幹を支える人材の育成において、安全衛生教育を中核に据え、意識・知識・スキルの向上をつうじて、「安全と健康は全てに優先する」という確固たる理念の実践を図ってまいります。
当センター内には、安全への強い決意を示す安全衛生モニュメント「Fifth Element」や45種の危険体感設備、安全衛生教育専用の講習室が設置され、各種リスク低減装置や最新の保護具等が展示されております。作業現場の実態を踏まえた危険体感設備を使用し、日常作業に潜む危険を疑似体験させることにより、危険感受性の向上を図ってまいります。また、講習室での座学では、労働安全衛生法令やリスクアセスメントなどに関する知識教育、各種の特殊作業に必要な特別教育、安全管理者・責任者教育が受講できるとともに、当社グループで過去に発生した災害・事故から選定した事例CG動画を使った安全教育が実施されます。
当社グループの持続的発展のために、当センターにおいて実効性の高い安全衛生教育を行い、引き続き安全衛生水準の向上に尽力してまいります。
<安全衛生教育センター概要>
以上