INTERVIEW 01

高機能製品カンパニー

歴史は大切にしながらも、
そこにとどまらず
次の展開に目を向けることが大事。

T.T
高機能製品カンパニー
銅加工事業本部 営業統括本部
2013年入社

(所属部署・役職はインタビュー当時のものです)

EPISODE 01 世界に誇る
メイドインジャパン
を支える仕事。

将来、日本と中国を繋ぐような仕事がしたいという想いがあり、学生時代に1年2ヶ月ほど中国へ留学。語学を学ぶとともに、マクロ経済や社会史、それからアントレプレナーシップというベンチャーの卵を育てる授業等に参加していました。留学先の上海は多様性にあふれた街で、多国籍の人たちの中で自分の色も出しつつ、互いに協力し合いながら一つのことに取り組んでいく術を学ぶことができました。
留学を通して外から日本を見ることができ、メイドインジャパンの製品がいかに世界で評価されているかを改めて知ったこと、日本の製造業を支える仕事がしたいと考えたことが就職先を選ぶきっかけになりました。素材メーカーを選んだのは、広大なバリューチェーンを持ち、ほぼすべての製造業に対して高品質な素材を提供することで優れた日本の製造業に間接的ながら貢献できるためです。自動車や家電等どれか一つの分野に絞るよりも、すべての製造業を支えている点に大きな可能性と社会的意義を感じました。
最終的に三菱マテリアルに決めたのは、規模やシェア的にトップクラスで、なおかつグローバルに事業を展開している素材メーカーであることが大きく、選考過程で企業文化にも触れ、チームで協力しながらいいものを作っていこうという雰囲気に惹かれたことも決め手の一つでした。

EPISODE 02 成功体験や困難を
乗り越えた経験が、
次の可能性を創る。

現在、高機能製品カンパニー銅加工事業本部営業統括本部に所属し、主に「エコブラス」「グローブラス」という鉛フリー黄銅製品の営業をしています。
黄銅には快削性をよくするために鉛が添加されているのですが、人体や自然界にとって非常に有害で、欧州や北米を中心に規制が進められています。そこで当社が自社開発したのが、各国規制に準拠する形で極力鉛含有量を抑えた“鉛フリー”黄銅です。鉛フリーの製品が地球環境保全と特性の両面において優れているのは紛れもない事実ですが、難しいのは「世の中にとっていいものが必ずしも1番売れるわけではない」というマーケットの原理です。
従って理想だけではなく、その理想の延長戦上にしっかりと利益を生み出す仕組みをビジネスに織り込んでいく発想が求められます。日本でもSDGsを筆頭に、社会環境に対する取り組みが一気に加速し始めた印象を受けますが、こうした社会全体の環境配慮の流れにうまく絡めながら、この製品を使う=環境への積極的な取り組みを行っているということが明確に言えるような仕組みづくりができたらと考えています。簡単なことではありませんが、非常にやりがいのあるテーマです。

これまでの仕事を振り返って一番印象的だったのは、入社4年目にクロスボーダーのM&Aを行うチームに配属され、中国拠点の統合作業を現地に滞在して実行したことです。社内のコーポレート部門の方々とチームを組み仕事を進める中で自分と異なるバックグラウンドの方々に様々なことを教えていただき、非常に勉強になりました。また、弁護士や税理士、現地コンサル、銀行等、各分野のスペシャリストとご一緒でき、彼らの視点や知識に触れながら、協力してプロジェクトを進められたことは大きな成功体験となっています。会社設立の手続きが完了した後、従業員、関係会社、中国行政当局の方々をお招きして盛大なパーティを開催したのですが、その際に現地の人々、従業員の方々やご家族に感謝の言葉をかけていただきました。自分の仕事が多くの人々の幸福に繋がったのではないかと思うことができ、仕事のやりがいというものを直接的に感じることができた体験として強く記憶に残っています。

EPISODE 03 先人たちの想いと
歴史を胸に、
次への一歩を
踏み出していく。

鉛フリー黄銅製品は非常にいい製品だと確信を持っていますし、これをいかに世の中に浸透させていくかということには引き続き注力していきたいと思っています。鉛中毒の影響を受ける方々も世界には多くいらっしゃいますので、そういう方を少しでも減らしたい、仕事を通じて社会に役立ちたいという使命感は日々のモチベーションになっています。
今後のビジョンですが、これまではどちらかというと短期のプロジェクトが中心でしたので、今後は鉱山開発、鉱山権益取得等10年単位の長期的なプロジェクトにも参加してみたいです。資源のないこの国にとっては、安定的に銅鉱石を得ることは非常に重要で国益にも繋がります。自分自身にとっても、生涯をかけて取り組む仕事という意味では面白いと思っています。
また、もう一つチャレンジしてみたいのは、カンパニーの垣根を超えた新規事業創生です。当社の歴史は長く、事業領域も多岐に渡っているので新しい事業が生まれる土壌があります。
社内に眠っている膨大な知見や技術を組み合わせたり、あるいは大学やベンチャーとも協力しながら、起業家精神を持って世の中に役立つ新しい事業領域を生み出していく。そういう挑戦の積み重ねが未来の三菱マテリアルを創っていくと思っています。弊社グループは三菱系企業としてのルーツを持ち、150年以上の歴史を持つ会社ですが、こういった先人たちの知見や技術を大切にしながらも、次の展開に向けて力強く進んでいくステージにあると考えています。

MESSAGE

就職先選びに正解はないので、ロジカルに考えすぎず、自分の興味や直感に素直に従ってみてもいいのかなと思います。感覚を磨くには「本を読む、旅に出る、人に会う」の3つがおすすめです。当社を志望される方は是非沢山の社員に会ってみてください。
大変僭越ですが、新社会人になり仕事をする上でアドバイスできることがあるとしたら、あまり先入観にとらわれないということです。いつも柔軟に物事を考えることが大事ですし、当社はそういう人にチャンスが巡ってくる会社だと思います。

SCHEDULE

9:00 出社、メールチェック
10:00 週次チームミーティング
12:00 社員食堂で昼食
13:00 取引先訪問
15:00 提案資料作り
17:00 顧客フォロー・社内生産拠点等との電話対応
18:00 退社