INTERVIEW 22

生産技術

機械と人間が共存する時代を、
この仕事で牽引していく。

F.T
静岡DBAセンター 高機能製品カンパニー
事業戦略部事業開発室
2017年入社

(所属部署・役職はインタビュー当時のものです)

EPISODE 01 様々な
製品に携わり、
環境問題に
取り組める
ことに惹かれた。

化学系を専攻していた学生時代。有害物質による環境汚染について学んだ授業がきっかけで、将来は環境問題の削減に携わる仕事に就きたいと思いました。環境への配慮に注力するメーカーを中心に企業探しをする中で、「人と社会と地球のために」という企業理念に惹かれたのが当社にエントリーした理由です。
当初は開発部門を志望しており、材料開発を通じて環境問題に貢献できればと思っていたのですが、面接の際に「生産技術部に興味はないか?」と面接官からスカウトを受けました。生産技術の仕事が様々な製品に携わり、環境問題に対して一つの製品だけではなく様々な方向からアプローチできる職種であることを知り、とても惹かれました。
実際に働くイメージをつけるため、次の選考面接前に工場見学をさせてもらいました。ものづくりの現場で、製品の品質や性能などの“成果”だけではなく、製品が完成するまでの流れや製造設備の管理等の“プロセス”にもこだわる生産技術という目線で、工場全体を俯瞰して見ることができたのは貴重な経験でした。工場見学当日に案内を担当してくれた社員の方はとてもフランクに接してくれ、生産技術についても製品についても何も知らない私に、とても丁寧にひとつひとつレクチャーしてくれました。若手社員の成長エピソードや工場内のコミュニケーションについても具体的に教えてもらったことで、入社後に自分自身がどのように上司や先輩と関わっていくのかイメージでき、生産技術の仕事が「惹かれる仕事」から「働きたい仕事」に変わりました。(当日案内してくれたこの社員の方が、後の上司になることを当時の私はまだ知りません。)
現在は富士山の近くにある静岡DBAセンターで働いています。車載用放熱部品の新製品量産化に向けて、製品設計から試作ラインの構築を行う部署に所属しており、私は設備導入、主に製品を組み立てる自動機の立ち上げに携わっています。

EPISODE 02 何十人もの
作業効率が、
自分の判断次第で
大きく左右される。

入社後4年目まで勤務していた兵庫県にある三田工場では設備導入から立ち上げ、設備保全、ユーティリティ管理等が主な業務でした。上司との定期面談の際に製造工程や設備の自動化に関する仕事がしたいと希望を伝え、4か月前に現在の部署に異動しました。今回の異動のように「今後どのようなキャリアを経験したいのか」を自ら発信すれば、本人の適性や部門内の状況を踏まえた上で会社がきちんと応えてくれることが多いです。

現在は導入設備の条件出しや工程改善、ライン構築をメインに行っています。新製品を量産化するにあたって必須となる自動機の構想・設計をして、設備メーカーに製造依頼し、作業工程に問題がないか、長時間の連続作業で負荷がかかる部分がないか等の検証を行っています。
この仕事の醍醐味は「新製品のラインをどのように作っていくか、現場の意見を反映した構想を練り、設備メーカーに協力してもらいながら着々と形にしていくこと」にあると考えています。苦労して立ち上げた装置やラインが無事稼働している様子を見ると喜びもひとしおです。
どんなに困難で手間がかかる業務でも簡単に諦めないこと。私が任されている仕事で曖昧な判断や妥協をしてしまうと、実際に現場で作業する社員達にとって使い勝手が悪く、結果的に生産性の低い作業工程になってしまいます。この責任の重大さに緊張する場面もありますが、私たち生産技術の仕事に課せられたミッションとして楽しむ気持ちを忘れずに目の前の仕事と向き合っています。

EPISODE 03 誠意とスピード感をもって、
失敗を恐れずに
チャレンジする。

直接会うより電話やWeb会議でのやりとりが多い昨今ですが、どんな仕事も人と人との関わり合いであることを忘れず、いつも誠意ある対応とスピード対応を心がけています。些細な依頼事項でも期日までに、可能な限り早く実行する。仕事の大小問わずきちんと対応することが、気持ちよく仕事をするコツだと思います。正直、入社した当初は全てが未知で必死であったこともあり、あまり意識して行動することができませんでした。徐々に仕事のスピード感にも慣れ、上司や先輩の仕事内容が理解できるようになると、製品のサイクルが早く設備もどんどん入れ替わるような環境で働く中で、際立つ丁寧なコミュニケーションとスピード対応。信頼関係を築く上でも、自分自身がスピード感を持って仕事をしないと周囲に置いてかれてしまうと感じ、行動を改めました。
また、誠意が大事なのは社外に対しても同じですね。こちらが発注元であっても、私が偉い訳ではありません。私や社内で対応できないことを社外のプロに対応していただいている、という感覚です。あくまでもプロジェクトに一緒に取り組むパートナーとして仕事をすることを日頃から意識しています。

もちろんまだまだ若手なので、社内外で関わる相手のほとんどが社会人の先輩となり、コミュニケーションひとつをとっても「本当にこの方法で良いのだろうか」と不安になる場面もあります。元々の心配性な性格も相まって、過剰に遠慮してしまうところや周囲に相談する前に自分の中で長期間考え詰めてしまうところがあり、入社直後は「まずやってみたらいい!」と𠮟咤激励されることが多かったです。先輩や上司が「失敗しても良いから、まずやってみよう」と言って見守りながらもチャレンジさせてくれる当社の育成スタイルでかなり鍛えられました。
入社4年目の現在は「やってみないと分からないこと、やってみると意外とできることもあるな」と考えられるようになり、行動に起こすまでのスピードはかなり速くなりました。会社に入って一番成長したことだと思います。
機械と人間が共存する「Safety2.0」という時代に突入し、今後ますます設備やラインの自動化を進めていかなければなりません。まずは今担当している装置の安定化に向けて、細かな条件出しや工程改善に取り組み、生産性向上という目に見える成果を上げたいと思っています。引き続き必要な知識を身に付けながら、未来に向けた挑戦を続けていきたいです。

MESSAGE

私自身もそうでしたが、理系の学生さんなら「研究開発職に就きたい」と考えている人が多いかもしれませんが、「その職種で何をしたいのか」まで考えるとキャリアの選択肢が広がるのではと思います。現在の知識やイメージにこだわらず、様々な業界、企業規模、職種の社員の方々に話を聞いてみることが重要だと思います。
生産技術に限らずですが、特に工場等の現場では指示されたことだけを実行するのではなく、指示の背景や意図を捉え「これも一緒に対応しましょうか?」のように自発的に臆することなく発信できる人が活躍しています。失敗を恐れず、どんどんチャレンジできる後輩たちと働けることを楽しみにしています。

SCHEDULE

8:00 出社、メール&Teamsチェック ※Teams…社内コミュニケーションツール
社内ミーティング
8:10 始業時の作業指示
9:00 工場現場での装置運転
12:00 社員食堂にて昼食・休憩
13:00 昼会(スタッフで共有事項等の連絡)
13:10 設備メーカー来工・新規設備打ち合わせ
15:00 担当装置の測定データ整理・検証
16:45 退社