金属・資源循環事業関連用語
- CFSプログラム
- CFSとはConfrict free smelterの略。製錬・精製業を行う事業主に対し、その原料鉱物が紛争鉱物でないことを第三者が監査し、認証する制度。
- CL炉
- 三菱連続製銅法における錬鍰炉(Slag Cleaning Furnace)。CL炉は、電極を装入した電気炉で、S炉で生成されたマット及びスラグを比重差を用いて分離する。比重が大きいマットは炉底部よりサイフォンで連続的に抜き出され次工程(C炉)に送られる。また、比重が小さいスラグ(銅スラグ)は、連続的にオーバーフローで抜き出され、多量の水流に流し込み細粒とした後、外販される。
- C炉
- 三菱連続製銅法における製銅炉(Converting Furanace)。炉天井に設置しているランスを通して酸素富化空気と石灰を溶体中に吹込み、CL炉で分離され連続的に流入したマット中の鉄と硫黄を酸化し、粗銅及びスラグ(酸化鉄や酸化カルシウムなどの酸化物)を生成する。
- LME
- London Metal Exchangeの略。ロンドン金属取引所のこと。
- S炉
- 三菱連続製銅法における熔錬炉(Smelting Furnace)。銅精鉱は、炉天井に設置しているランスを通して酸素富化空気とともに溶体中に吹込まれる。銅精鉱は熔体中で急速に熔解し、また銅精鉱に含まれる一部の硫化鉄は酸化され、マット(銅と鉄の硫化物)及びスラグ(酸化鉄やケイ酸などの酸化物)が生成される。
- TC/RC
- TC はTreatment Chargeの略で熔錬費のこと、RCはRefining Chargeで精製費のこと。
電気銅はLME(ロンドン金属取引所)の価格で販売されるが、鉱山会社にはこの価格からTCとRCその他を差し引いたものが鉱石代金として支払われるため、TC/RCを製錬マージンとも呼ぶ。
- アノード
- 銅の電解製錬においては、乾式製錬で得られた銅の陽極板であり、銅品位は99.5%程度である。
- カソード
- 電解精製用の陰極板であり、電解浴中の銅がカソード電極に還元析出する。
- プレミアム
- 銅地金の割増金。
- マイ・ゴールドパートナー
- 金・銀・プラチナを定額で購入し、積み立てていく商品。
【参考】 http://gold.mmc.co.jp/
- 三菱連続製銅法
- 従来の銅製錬は、自熔炉もしくは反射炉、転炉、精製炉を使用して行われており、各炉間は高温の熔体を大きな鍋(レードル)に入れ、クレーンで移送するバッチ(回分)式が一般的であった。三菱連続製銅法では、S炉、CL炉、C炉及び精製炉を樋で繋ぐことにより、連続製錬を可能とした、当社が実用化した高効率・無害型の画期的技術。
【参考】 http://www.mmc.co.jp/naoshima/process/mitsubishiprocess.html
- 乾式製錬
- 燃料の燃焼あるいは電熱などによる高温状態で行う製錬操作である。銅の乾式製錬では、①マットを造る溶錬、②マットから粗銅を得る製銅、③粗銅から電気銅を精製する電解精製の3つの工程に大別され、硫化鉱の製錬に適している。
- 反射炉
- 銅精鉱を溶解し、生成したマット及びスラグを比重差で分離する。石炭等化石燃料の燃焼熱を利用して鉱石の熔解を行うため、従来は燃料多消費型のプロセスであったが、シュレッダーダスト等の産業廃棄物の燃焼熱を利用することで化石燃料の使用量を削減しコストダウンを図っている。
- 型銅
- 電気銅を溶解し、鋳型に流し込んで固めた銅鋳塊。
- 浮遊選鉱
- 選鉱の代表的な選別方法であり、有価鉱物と脈石の湿潤性(ぬれ性)に十分な差異を与え、特定の鉱物だけを気泡に付着上昇させ、選別する手法である。有価鉱物と脈石が同一粒子に含まれないよう鉱石を細かく破砕した後、微粉鉱石を懸濁させた水(パルプ)中に捕集剤を加え、目的鉱物表面を疎水化する。更に、気泡剤を加えたパルプに空気を吹込み攪拌することで、目的鉱物が気泡に付着し、液面に浮遊した鉱物(精鉱)を採取する。
- 湿式製錬
- 金属の精錬作業を、常温近くの水溶液中で行うこと。銅製錬では酸化鉱を原料とし、硫酸で銅を溶かした溶液から電気分解により直接電気銅として銅を取り出す。酸化鉱のほか、低品位の硫化鉱の製錬にも使用される。
- 無酸素銅
- 酸素含有量が限りなく0ppmに近い純銅のこと。規格では10ppm以下が一般的。
- 硫酸銅
- 銅(Ⅱ)イオンと硫酸イオンのイオン化合物。
- 紛争鉱物
- 紛争地域において産出され、鉱物を購入することで現地の武装勢力の資金調達につながり、結果として当該地域の紛争に加担することが危惧される鉱物の総称。 特に、コンゴおよびコンゴに接する国々で採掘される、スズ・タンタル・タングステン・金の4種の鉱物を指す。※
- 自山鉱比率、権益鉱比率
- 自山鉱比率とは、自社製錬所で処理される鉱石のうち、当社出資鉱山から買鉱している鉱石の比率。権益鉱比率とは、鉱石出の電気銅生産量に占める、当社出資鉱山の当社権益比率相当の生産銅量の比率。
- 金銀滓、E-Scrap
- 金銀滓とは、有価金属を高濃度に含有するスクラップ原料を指す。その金銀滓の中心が、E-Scrapと呼ばれる電子機器類の廃基板など。
- 鉱床
- 地中で、有用な鉱物や石油・天然ガスなどの資源が濃縮して存在している場所。
- 鉱業権
- 鉱業法によって定められた、一定の土地の区域(鉱区)において、登録した鉱物、及び、それと同種の鉱床中に存在する他の鉱物を採掘し、取得する権利。
- 銅スラグ
- 銅製錬の副産物で、主に酸化鉄やケイ酸などの成分からなる製品。セメント原料、コンクリート用骨材向けの用途などに販売されている。
- 銅精鉱
- 主に北南米の銅鉱山で産出される鉱石(粗鉱とも呼ぶ。銅品位は1%以下。)を、鉱山側で破砕・浮遊選鉱等を通じ、銅品位を30%程まで高めたものを銅精鉱と呼ぶ。銅精鉱は、粉状で成分は銅の他に、主に鉄と硫黄で形成されている。
- 電気銅
- 電解製錬によって得られる最終製品(カソード)であり、銅品位は99.99%以上である。
- 電解製錬
- 電気分解を利用する金属の製錬法。目的とする金属を主成分とし、他の種々の不純物を含む粗金属板をアノードとして、電解液に浸漬して電気分解を行い、カソードに"純粋"な目的金属を還元析出させる。
銅加工事業関連用語
- エコブラス
- 鉛レス・鉛フリー銅合金の商品名。
- ビレット
- 伸銅品、電線分野向けの中間素材である型銅。円柱の銅。
- リードフレーム
- ICやLSIなどの半導体パッケージに使われ、半導体素子(半導体チップ)を支持固定し、外部配線との接続をする端子。
- 伸銅品
- 銅及び銅に亜鉛を加えた黄銅(昔は「しんちゅう」とも呼ばれた)、すず及びりんを加えたりん青銅、ニッケル及び亜鉛を加えた洋白などの銅合金を、溶解、鋳造、圧延、引抜き、鍛造などの熱間又は冷間の塑性加工によって板、条、管、棒、線などの形状に加工した製品の総称。
- 荒引線
- 銅線や巻線を製造するための中間素材で、線状に展伸された銅。主にコイルとして供給される。
- 鉛フリー合金
- 人体に有害で廃棄すると環境に影響の出る鉛を含まない銅合金のこと。
- 銅ケーク
- 伸銅品、電線分野向けの中間素材である型銅。板状の銅。
- 銅ボール
- 銅メッキをする際に、溶かして銅源として使用される球状の銅。
電子材料事業関連用語
- MEMS
- Micro Electro Mechanical Systems(微小な電気機械システム)の略。半導体のシリコン基板・ガラス基板・有機材料などの上に、機械要素部品、センサ、アクチュエータ、電子回路を集積化したミクロンレベル構造を持つデバイス。※
- サージアブソーバ
- 誘導雷や静電気などのサージ(異常電圧)から電子機器を保護するために機器の外部に接続された電源回路や信号回路に挿入する電子部品で、素子内のマイクロギャップや対向電極間に放電を起こさせ、サージをアブソーブ(吸収)する。
- サーミスタセンサ
- 温度の変化に応じて電気抵抗が変化する特性をもった半導体セラミックスの両端に電極を形成して、抵抗値を測定することで対象物の温度を測定するセンサ。
- シリコンウェーハ
- シリコン単結晶のインゴットを厚さ1mm程度に切断したもの。円盤から四角く切り出して、LSIやCPUなどに使用する。大口径であるほど、大きなチップを無駄なく取ることができることから、大口径化が重要。現在の主流は直径300mm(12インチ)。
- ゾルゲル液
- 金属アルコキシド等を利用した薄膜形成用の溶液で、主に半導体やMEMS分野で利用される。Siウェーハ上にスピンコート法で塗布、熱処理することによって、容易に均一な組成・厚さのPZT、BST等の強誘電体薄膜を得ることが可能。
- 低アルファ線(はんだ、めっき液)
- はんだ材料自身が放射するα線はエネルギーを持ち微細化、高速化した半導体チップ中のメモリに侵入することでメモリされた内容を書き換えてしまうというソフトエラーを起こさせる原因となる。独自の金属精製技術を駆使してα線の放出を抑えたものが低アルファ線材料であり、それらを合金化して接合材料としたはんだとそのはんだをめっき技術により成膜するためのめっき液を意味する。
- 半導体
- 電気電導性の良い金属などの導体(良導体)と電気抵抗率の大きい絶縁体の中間的な抵抗率をもつ物質。Si(シリコン)は半導体元素。各種不純物を添加したP型、N型があり、その組み合わせにより、トランジスタやIC、LSIなどが作られる。
- 無機導電性材料
- 透明導電粉、白色導電粉は、コーティング若しくはコンパウンドにより、帯電防止から半導体レベルまで材料の電荷を調整することが可能な材料。
- 精密実装
- エレクトロニクスの分野における実装技術とは、電子部品をプリント基板にはんだ付けする技術という意味で用いられ、スルーホール実装やSMT(表面実装技術)のことを示す場合が多かった。精密実装とは言葉に明確な定義はないものの、より精密な部品をよりファインなピッチで実装し集積度向上を目的とした実装技術を意味する。BGAなどによる小型化、多ピン化とそれにともなう接合技術からなる。
- 親水撥油
- 水になじむ親水性と油をはじく撥油性、両立困難な特性をひとつの材料で発現したもの。
加工事業関連用語
- CBN
- 立方晶窒化ホウ素(cubic boron nitride)の略で、窒化ホウ素粉末を高温・高圧化で焼結した硬質材料。
- PCD
- PCDとはPoly Crystalline Diamondの略で、多結晶ダイヤモンド粉末を高温・高圧で焼結した硬質材料。
- インサート
- 刃先交換式の超硬切削チップ。交換できないものはロウ付け工具という。
- エンドミル
- フライスエ具の一種。フライスエ具は表面を加工する正面フライスと溝や側面を加工するエンドミルに大別される。
- サーメット
- セラミックスと金属を結合させた耐熱合金。炭化チタンや窒化チタンを主成分としニッケルやコバルトで結合したものが一般的。
- スローアウェイチップ
- インサートのこと。使い捨てチップと言う意味で、かつて日本ではこの呼称が一般的であったが、現在は世界で標準的な呼称であるインサートに統一している。
- ソリッド工具
- ドリル、エンドミルなどの回転工具には、刃先だけ超硬の製品と軸部までが超硬一体型の製品があり、後者を超硬ソリッド工具と呼ぶ。
- タングステンカーバイト
- 炭化タングステンのこと。
- ターニング、旋削
- 被削物を回転させ、固定された工具によって外形または内部を円形断面に加工する方法。
- ミーリング、フライス
- 工具が回転し、被削物を固定して任意の形状に加工する方法。
- 建設工具
- 掘削工事、鉱山工事、トンネルエ事、井戸工事など岩石を砕いたり、穿孔するための工具。
- 粉末冶金
- 金属粉末を押し固めた後、加熱して粉末同士を結合させることにより金属材料を製造する方法。
- 耐摩工具
- スロットダイなどの塗布工具、ロータリーダイ等の切断工具およびリングロールなどの圧延工具。
- 超硬合金
- 金属炭化物の粉末を焼結して作られる合金。炭化タングステンにコバルトを結合材として混合して焼き固めたものが主流。
- 金物工具
- 正面フライスや、刃先交換型エンドミル、ドリルなどで超硬インサートを固定するための鋼製台金のこと。
- 難削材
- インコネル、ハステロイなどのNi基合金、チタン合金など材質そのものが削りにくい材料と、CFRPやPCB基板などのように割れたり欠けたりして、所定の形状に加工するのが難しい材料を言う。
再生可能エネルギー事業関連用語
- シュレッダーダスト
- 廃自動車や廃家電などを工業用シュレッダーなどで粉砕し、鉄などの金属を回収した後に残る、プラスチック、ガラス・ゴムなどの破片。
- 下水汚泥
- 下水処理場で下水を浄化する際に発生する汚泥。これまでは大半が最終処分場に埋め立てられていたが、セメントの原料や肥料としての活用が進んでいる。
- 再生可能エネルギー
- 石炭・石油などの化石エネルギーとは異なり、太陽光、水力、風力、バイオマス、地熱など、自然の営みから半永久的に得られるエネルギー。
- 原子燃料
- 核燃料のこと。原子炉のエネルギー源。
- 地中熱
- 地中の浅い部分にある比較的低温の熱。昼夜間や季節間で温度変化が小さい地中の特性によって生じるもので、外気との温度差をエネルギーとして活用する。
- 地熱発電
- 地中の熱水から生成した蒸気でタービンを回して発電するもの。地熱という再生可能エネルギーを活用した発電であり、温室効果ガスである二酸化炭素の発生が火力発電に比べ極めて少ない。
- 溶融飛灰
- ダイオキシン等の発生を抑えるために普及した、廃棄物の溶融処理において発生する煤塵。亜鉛や鉛など融点の低い重金属が含まれており、そのまま埋め立てすることが出来ない。
- 生産井
- 地熱発電で熱水を採取するための井戸。
- 還元井
- 地熱発電で採取した熱水や発電を終えた蒸気の凝縮水を地中に戻すための井戸。
関連事業その他関連用語
- 金カード
- 純度99.99%の純金を当社独自の精密圧延技術で10ミクロン前後の薄板に加工、保護ラミネートを施し、デザインを印刷したもの。
oldアルミ事業関連用語
- UBC
- Used Beverage Cans(使用済み飲料缶)の略。
- アルミボトル缶
- 瓶の形をしたスクリュー式キャップで開閉できるアルミ製容器。
- エンボス缶
- 缶胴の側壁部に凹凸模様を加工した缶。
- ロールマージン
- アルミ原料等を板・押出・箔などに圧延加工する加工賃。
- 再生地金
- 回収したアルミニウムのスクラップを溶解して得られる地金のこと。
- 対日プレミアム
- 日本の輸入業者がアルミニウム地金を輸入する際に、海外のアルミ生産者に対してロンドン金属取引所(LME)の価格に上乗せして支払う割増金。運賃や地域の需給が反映される。
- 押出多穴管
- アルミニウムビレットを押出加工して成形した扁平多穴管(チューブ)。熱交換性向上のため、チューブ内にある複数の仕切り壁により、細かい管が何本も形成されている。自動車等の熱交換器で用いられる。
- 熱交材
- 熱交換器用の材料。冷媒あるいは熱媒が通る押出多穴管(押出材)と管路の外部に取り付けるフィン材(板材)がある。
old_セメント事業関連用語
- PC
(プレストレスト コンクリート)
- PSの項参照。
- PS
- プレストレストの略。工場で予め鉄筋に引っ張り応力を掛けた状態でセメント板を成形すると、外部荷重を除去した後に鉄筋に残留する引っ張り応力がセメント板に圧縮応力を生じさせる。この応力により、曲げ強度が増すため、橋や梁、杭、電柱などに使用される。
- キュービックヤード
- ヤード・ポンド法における体積の単位である。1立方ヤードは、一辺1ヤードの立方体の体積と定義される※
- クリンカ
- セメントの原料を調合し、キルン等で高温焼成した後、急冷して得られた直径1cm程度の塊状のもの。これをさらに粉砕し石膏混ぜたものがセメントとなる。
- グラウト材
- 空洞、空隙、隙間などを埋めるために注入する流動性のあるモルタルのこと。※
- サービスステーション
- 工場で生産されタンカー・鉄道貨車・タンクローリー等により持ち込まれたバラ積みセメントを、敷地内のサイロに一時的に貯蔵し、バラのままもしくは袋に包装し需要家へ配送する機能を持つ施設。※
- ショートトン
- ヤードポンド法による米国トンのこと。1米トン(ショートトン)=2000ポンド。メートル法では約907.2kg。英国では1英トン=1016kg、ロングトンという。
- スラグ骨材
- 金属製錬する際に副産されるスラグを破砕・粒度調整し、コンクリート用骨材としたもの。採取規制のある天然骨材の代替品として、また成分、粒度が規格化された工業製品として利用される。
- セメントミルク ペースト
- セメントと水を混合したもの。ミルク、ペーストは水分量の違い。ひび割れ補修などモルタルよりも流動性を必要とする場合に使用。
- ターミナル
- セメント事業においては、輸入ターミナルのことを指す。セメントの中継出荷基地。
- バラ車
- 袋付めされていないセメントを輸送するためのトラック。
- フライアッシュ
- 石炭を燃焼する際に生じる灰の一種。球状の微粒子で、セメントに混ぜることで流動性を向上させることが出来る。工業製品としてJIS規格がある。※
- プレヒータ サスペンションヒータ
- セメント焼成キルンの前段に設置する予熱装置でキルンの排気ガスを利用して900℃まで仮焼成する装置。原料を直接キルンに投入する場合に比べ大幅な省エネルギーになる。
- ミキサー車
- 生コンクリートを輸送するためのトラック。
- モルタル
- セメントと砂と水を混ぜたもの。外壁の仕上げ、目地などに使用される。
- 地熱井セメント
- 油井セメントにさらに耐熱性を高めたもので、地熱発電所の熱水や蒸気生産井に用いられる。
- 地盤改良材
- 建物の基礎として十分な耐力を持たない軟弱な地盤を改良するもので、当社はセメント系地盤改良固化材を供給している。
- 廃石膏ボード
- ビルや建物などの解体に伴い発生する石膏ボードの廃材
- 早強セメント
- 普通セメントに比べ早期に強度を発現するセメントで、工期短縮を目的に利用される。
- 普通セメント
- 普通ポルトランドセメントのこと。JISに規定されている、全国どこでも入手できるもっとも汎用性の高いセメント。
- 水和発熱
- 水とセメントとが反応する水和作用にともなって、発生する反応熱※
- 油井セメント
- 高深度の高温・高圧環境の極めて苛酷な条件下となる油田、ガス田の坑井掘削工事用に用いられるセメント。
- 生コンクリート
- セメント、砂・砕石、水を所定の比率で混合したもの。混合直後から水和反応をはじめ、発熱する。混練後90分以内に打設しなくてはならない。
- 石灰石砕砂
- 石灰石を細かく破砕したもの。主に骨材として使用される。ひび割れ等を引き起こすアルカリ骨材反応が起きず、強度的にも天然砕砂と同等。
- 管理土
- 土壌汚染や、放射能汚染などを受けて、山野に廃棄できない建設残土のこと。
- 耐硫酸塩セメント
- アルミネート相を極力少なくしたセメントで、海水中や温泉地近くの土壌、下水・工場廃水中に含まれることがある、硫酸塩に対する抵抗性を高めたセメント。
- 骨材
- 砂利や砂などコンクリートを作る際に用いられる材料。コンクリートはセメント、骨材、水を混合して作られる。当社は石灰石や銅スラグなども骨材として販売している。
- 高炉スラグ
- 製鉄から発生する鉄鋼スラグのうち、高炉での銑鉄製錬のときに発生するもの。シリカやカルシアを多く含むため、セメントの原料として使用されるほか、高炉セメント用の骨材としても使用される。
- 高炉セメント
- 製鉄所から出る高炉スラグの微粉末を混合したセメント。化学抵抗性に優れていて、長期に渡って強度が増進する。
※印 「ウィキペディア(Wikipedia):フリー百科事典」より引用、一部加筆