WITH MATERIALS Vol.12
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あらゆる産業に欠かせない「可能性」を秘めた素材です。ものを削り、切り出す超硬工具の主原料「タングステン」。聞きなじみはないかもしれません。しかし鉄や銅、アルミニウムなどと同じように、私たちに身近な自動車や航空機、医療など三菱マテリアルグループは、新技術の開発やリサイクル推進でタングステンの資源循環を強化するとともにその「可能性」を広げ、世界が認めるタングステン製品のリーディングカンパニーを目指しています。こんなところにもタングステンの力パソコンやスマホの配線材料に重さを生かしゴルフクラブの重心材にも自動車のエンジンやトランスミッションに航空機のジェットエンジンにタングステンで製造される超硬工具は、硬い金属を切ったり削ったりして、形を変える「切削加工」に使われます。特に、金属部品などの加工には不可欠。例えば、私たちに身近な自動車のエンジンやトランスミッション、航空機のジェットエンジンの加工に使われています。超硬工具としてだけでなく、身近なものの「材料」としても使われています。例えば、パソコンやスマートフォンの配線の材料として使われていたり、重さを生かしてゴルフクラブの重心材としても使われていたりします。02特 集可能性の素材 タングステン を世界へ

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