発行日2024年4月8日 編集・発行:三菱マテリアル株式会社コーポレートコミュニケーション室100-8117 東京都千代田区丸の内3-2-3丸の内二重橋ビルTEL:03-5252-5206 URL:wwwmmc森とマテリアルWITHMATERALS09 IS2P0R2I4NG〒 .. : co.jp/corporate/ja/ あびらちょう森の生物多様性を守ることは、私たちの暮らしにも恩恵をもたらします。例えば木の種類を増やすと、土や水の保全、災害防止につながります。その理由は、さまざまな種類の木の根が複雑に張ることで、土や水を維持する力が強くなるから。また、社会に提供できる木材の種類が増えれば、国産木材の地産地消が進み、海外からの輸送に伴うエネルギーを削減することができて、環境負荷の低減にもつながります。マテリアルの森では、人の手で効率的な森づくりをする一方、天然の力を最大限活用した森づくりにも力を入れています。自然に育つ多様な樹種が共存できる森をつくることで、森の多様性を高めています。そのためには木々の様子を常に観察し、森の変化する方向を想像して必要な手入れをすることが大切です。多様性のあるマテリアルの森は、私たちの暮らしを豊かにするだけでなく、その美しい景観で心も豊かにしてくれます。多様な「素材」の選択肢を提供してきた三菱マテリアルだからこそ、マテリアルの森からも多様な木材を提供できるはず。そんな思いを持ちながら、多様性の力で未来の社会を豊かにしていきます。木々の様子を観察しながら手入れすることで、多様性が守られてきたマテリアルの森(北海道安平町)森の多様性を大切にする理由
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