『WITH MATERIALS』読者アンケートにご協力ください今号の『WITH MATERIALS』に対する皆さまの率直なご意見・ご感想、取り上げてほしいトピックスをお寄せください。https://forms.office.com/r/s8rmbRJTzX2023年10〜11月における、三菱マテリアルの主要トピックスをお伝えします。 社有林「マテリアルの森 手稲山林」が環境省の「自然共生サイト」の認定を受けました。「自然共生サイト」とは、生物多様性の保全が図られている区域を国が認定する区域です。手稲山林は、札幌市の市街地に隣接する都市近郊林でありながら、多様な動植物が生息しています。その生物多様性を保全するための森林整備における環境負荷の低い作業システムの採用や、デジタルツールを活用したモニタリング活動などが評価されました。これからも、社有林の適切な整備・管理による生物多様性の保全、持続可能な森林経営に取り組んでいきます。 「新製品・新技術・新事業創出を通して、循環をデザインするサステナブルなマテリアルを提供し、持続的な企業価値向上を実現する」という研究開発戦略に基づき、当社単独では事業化が困難と想定されるテーマについて、当社に不足するアセットを有するスタートアップ企業などとの事業協創を加速する、アクセラレーションプログラム「MMC Acceleration Program “Wild Wind” 2023」を始動しました。本プログラムでは、環境や材料を意識した6つの公募テーマを選定し、これらの公募テーマについて当社との協業を希望するスタートアップ企業などを募集しています。国内外の最先端技術を積極的に取り入れながら技術開発を推進することで、「私たちの目指す姿」の実現に貢献していきます。「マテリアルの森 手稲山林」が環境省の「自然共生サイト」に認定短期間での新規事業創出を目指す、アクセラレーションプログラムを始動「健康優良企業(金の認定)」を取得日本機械工具工業会の「環境大賞」を2年連続受賞社員がキャリアを考えるきっかけづくりに、「マテキャリ」を初開催Anglo Americanとの持続可能で責任のあるサプライチェーン構築に向けた覚書を締結 英国ロンドンに本社を置く英国上場の多国籍鉱山会社であるAnglo American plc(以下、Anglo American)と銅関連製品のサプライチェーン全体での持続可能で責任のある製品の提供に向けた協働を進めるべく、覚書を締結しました。当社とAnglo Americanは銅関連製品のサプライチェーン全体において、透明性を確保し、持続可能で責任のある製品を提供するための取り組みを進めるために協力していきます。新たな連携のもと、さまざまな脱炭素技術に関する情報の共有を進め、当社銅関連製品のカーボンフットプリント(CFP)の算定、およびその低減に向けた取り組みを進めます。認定証授与式の様子Anglo Americanロンドン事務所における覚書締結式の様子アクセラレーションプログラム※ 日本機械工具工業会:切削工具・塑性加工工具・耐摩耗工具などの機械工具とその原材料を製造する企業による、日本で最大の機械工具メーカー団体 健康企業宣言東京推進協議会が認定する「健康優良企業(金の認定)」を取得しました※。当社では従業員の健康管理を経営課題と捉えて「三菱マテリアル健康経営宣言」の制定を行い、戦略的に取り組む健康経営の推進を図ってきました。こうした中で「私たちは、安全と健康をすべてに優先する」の考えのもと、三菱マテリアル健康保険組合と協働し健康高リスク要因への対応、メンタルヘルスへの取り組みなどを行ってきました。今後も活気ある職場づくりを実践し、より健康意識の高い組織を目指して、社員とその家族の心と身体の健康づくりの推進に努めます。※認定取得日:9月20日 加工事業カンパニーでは、日本機械工具工業会※の「環境大賞」を2年連続で受賞しました。この賞は、地球温暖化防止活動や省資源活動に関する評価など30項目におよぶ基準を審査し、各年度の成果が顕著で模範となった最優秀の会員企業に贈られるものです。当社については、取引先企業を含めた環境マネジメントシステムの推進と電気使用量削減や二酸化炭素排出量削減などの地球温暖化防止活動について評価をいただきました。 社員の自律的キャリア形成を支援し、また「私たちの目指す姿」の自分ごと化を推進することを目的に、今年度新たな取り組みとして、「マテキャリ」を開催しました。11月の1か月間、有識者によるキャリア講演会、海外駐在・副業・育児休業等の経験がある社員によるオンライン懇談会「キャリアカフェ」、キャリアシートを活用した1-on-1の呼びかけなど、キャリアを考えるためのさまざまな企画を開催しました。「私たちの目指す姿」を実現するために、今後も社員一人ひとりの力を最大化するための取り組みを推進していきます。「キャリアカフェ」の様子1910月10月11月10月10月11月TOPICS
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