WITH MATERIALS vol.06
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将来の銅需要は拡大、供給量は減少見通し需要量供給量 銅の需要は、社会の「脱炭素化」により増加が見込まれます。電気を通しやすい銅は、xEVや再生可能エネルギーの発電設備や送電の部品として必要不可欠なのです。 IEA(International Energy Agency:国際エネルギー機関)によると、2020年代後半からは需要と供給のバランスが崩れ、2030年には約550万t不足すると予測されています。 南米の鉱山などで供給量が増えている分や、建設中の新規鉱山からの供給量を足しても、将来の需要には追いつかない見通しです。 限りある金属資源を未来につなぐために、■を握るのが「金属資源循環」。三菱マテリアルは中期経営戦略2030(以下、中経2030)にて、目指す姿を「人と社会と地球のために、循環をデザインし、持続可能な社会を実現する」と掲げました。 長年培った資源循環の力で、三菱マテリアルはこの課題に立ち向かいます。(脱炭素が大きく進む場合)※IEA予測、供給量は開発中の案件含む万t250020002020年222426283003

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