菊きくち池 智さとし史中経2030最新TOPICSMy Challenge10金属事業カンパニー資源循環事業部事業開発部 部長補佐 私は現在、ExurbanプロジェクトやLIBリサイクルプロジェクト推進のための活動に加えて、既存リサイクル事業の強化・拡大や新たな資源循環事業の創出に向け、企画・調査・ステークホルダーとの対話などを行っています。 経済安全保障や環境負荷低減の観点から、金属資源に対するリサイクルニーズは高ま 三菱マテリアルは、2023年3月に英国Exurban社の株式を一部取得して主要株主となり、戦略的な提携関係を同社と構築しました。同社はE-Scrapなどの金属リサイクル材に特化した、世界初の廃棄物ゼロのリサイクルプラントの実現に取り組んでいます。 三菱マテリアルは、Exurban社グループが米国インディアナ州で建設を予定する新規リサイクルプラントの建設・オペレーション・資っています。一方、資源の囲い込みや競合によるリサイクル事業の拡大・新規参入などで、競争は激化する見通しです。 そうした状況の中で、事業開発部はExurban社が計画する米国インディアナ州でのプロジェクト実現などに取り組んでいます。 三菱マテリアルによるExurban社への出資以降、既にさまざまなステークホルダーか金調達などのパートナーとして関与していきます。 今回の提携によって、金属リサイクルに関する環境課題や産業課題の解決を目指します。さらに中経2030で掲げる非鉄金属の資源循環におけるリーダーとなるため、欧州など世界規模でのE-Scrapビジネス拡大につなげていきます。ら多くの問い合わせを受け、期待の高さを実感しています。 各国・地域の政策影響も受けて、将来的な資源循環の在り方は不透明となっています。だからこそ私たちは、社内外の関係者と対話を重ね、技術力を最大限発揮できるような資源循環の仕組みを創出していきます。E-Scrapビジネス拡大目指す姿のために世界の資源循環をリードする架け橋になりたい英国Exurban社と提携関係を構築循環を導く私たちの挑戦03
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