『WITH MATERIALS』読者アンケートにご協力ください今号の『WITH MATERIALS』に対する皆さまの率直なご意見・ご感想、取り上げてほしいトピックスをお寄せください。「PRIDE指標2022」において「ブロンズ」を受賞 三菱マテリアルはエンビプロ・ホールディングス、VOLTAと共同で事業化を前提とした、リチウムイオン電池(以下、LIB)のリサイクル工程で製造されるブラックマス中のリチウム、コバルト、ニッケルを回収・精製する湿式製錬技術の開発に着手しました。LIBの材料であるレアメタルは近い将来の供給不足が懸念されており、そのリサイクルが注目されています。各社が培ってきたノウハウと湿式製錬技術を融合させ開発を加速し、LIBの処理からLIBの材料供給まで一貫したリサイクルシステムの構築に貢献します。 三菱マテリアルは超硬工具の製造・販売を行う加工事業のウェブサイトを7年ぶりにリニューアルし、会員登録機能を新たに追加しました。全社としてDX戦略を推進する中で、加工事業においてもDX推進を事業競争力強化の柱と位置付け、お客さまとの接点強化やサービスの付加価値向上を図っています。 また11月に行われた国内最大の工作機械見本市「JIMTOF2022」にも出展し、加工動画の活用や技術相談コーナーなどを設け、“お客さまが抱える課題に対し、当社が提供可能なソリューション(製品・サービス)を通してお客さまの成功を支援したい”と考える当社の取り組みを伝えました。 三菱マテリアルは日本歯科衛生協会と共に、健康保険の運営主体向けクラウド型歯科健診サービス「スマート歯科健診TM」の事業化に向けた検討を開始しました。本サービスは、職場単位など集団で行う歯科健診を対象に、受診者の口の中をデジタルデータ化して診断するサービスです。受診者はスマートフォン上で自身の歯や歯ぐきの3Dモデルを拡大・縮小・回転させ、直接見ることが難しい口の中を隅々まで確認することができます。当社にとって医療分野における初めての本格的な取り組みで、2023年度中の事業化および年間売上高50億円の早期実現を目標として検討を進めます。12月開催の共同記者説明会にて左より三菱マテリアル 執行役常務 髙柳喜弘、エンビプロHD代表取締役社長 佐野富和、VOLTA 代表取締役社長 今井健太 三菱マテリアルは2020年より進めているデジタル化戦略MMDX(※)をより進化・深化させるため、2022年度下期より「MMDX2.0」として新たなフェーズで活動することとしました。ものづくり領域におけるDX推進をより一層加速させ、これまで取り組んできたスマートファクトリー施策等と統合するとともに、従来からのテーマの着実な実行を行うべく、テーマの再編成、および体制強化に取り組みます。「MMDX2.0」を通じて経営改革を実現させ、当社の目指す姿の実現に向けてさまざまな取り組みを実行し、競争力のある企業グループへの進化を目指します。※MMDX:三菱マテリアル デジタル・ビジネス・トランスフォーメーション 三菱マテリアルは企業におけるLGBTQ+などのセクシュアル・マイノリティへの取り組みに関する評価の指標を定めた「PRIDE指標2022」において、「ブロンズ」を受賞しました。この評価指標は、企業・団体などの枠組みを超えてLGBTQ+が働きやすい職場づくりを日本で実現することを目的として活動する任意団体「work with Pride」により、2016年に日本で初めて策定されました。当社におけるLGBTQ+関連の取り組みは、性的指向や性自認に関連した相談窓口の設置、LGBTQ+に関連する基礎知識を学ぶ研修の実施、社員採用選考時のエントリーフォームにおいて性別欄に「男性」・「女性」に加え「その他」の回答欄の設置などを行っています。 三菱マテリアルは、「豊かな社会」「循環型社会」「脱炭素社会」の構築に貢献することを2030年から2050年にかけての「会社の目指す姿」として掲げており、従業員一人ひとりが「会社の目指す姿」を自分ごと化するためのさまざまな取り組みを展開しています。その一つとして、9月末から11月末にかけてグループ従業員それぞれの目指す姿を共有する「私の目指す姿宣言キャンペーン」を実施しました。また10月からはこれまでデバイス端末を持たなかった製造拠点の従業員にもスマートフォンの貸与を開始し、コミュニケーションの更なる活性化を図っています。スマート歯科健診™リチウムイオン電池リサイクル技術を共同開発加工事業のウェブサイトをリニューアル―会員登録機能を追加し顧客接点を強化―健康保険の運営主体向け歯科健診サービスの事業化検討を開始全社デジタル化戦略MMDXが新たなステージ「MMDX2.0」へ「私の目指す姿宣言キャンペーン」や「全社員へのスマホ貸与」でコミュニケーションを加速19TOPICS2022年10〜12月における、三菱マテリアルの主要トピックスをお伝えします。
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