E-Scrapに含まれる有価金属の量を算定するために、サンプリングを行います。欧州で集荷した大部分のE-Scrapの■量、検品、サンプリングは、MMメタルリサイクリング社(以下、MMMR社)で行われます。 破砕した代表サンプルを日本に空輸し、国内で分析して買取価格を決定。サンプリング・分析・買取価格決定・支払いという一連の流れを公平・公正・スピーディーに行うことで、お客様の利便性を向上させ、信頼関係を構築しています。サンプリングは、多種多様なE-Scrapそれぞれに最適な方法を選択し、客観性を保って行われています。※2021年度E-Scrapの 集荷実績(地域別構成比) 三菱マテリアルの E-Scrapリサイクル事業MMMR社工場内部小名浜製錬所 世界中から集荷したE-Scrapは、当社グループの製錬所で製錬され、銅、貴金属(金、銀、白金、パラジウム)の地金にリサイクルされます。構成比約34%欧州・アフリカ構成比約37%日本構成比約13%アジア・オセアニア米州構成比約16%■量検品サンプリング■量直島製錬所と小名浜製錬所で、高純度の地金へサンプリング検品06三菱マテリアルグループのE-Scrap処理能力は、年間約16万トン。全世界の発生量80万トンの約20%を占めています。リサイクル率の向上によりE-Scrap市場の拡大が見込まれることから、処理能力を2030年度末までに、年間約20万トンまでさらに拡大することを目指しています。MMMR社(オランダ)地球の資源を循環させ、持続可能な社会にサンプリングは、公平・公正に
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