本州の最涯(さいはて)から、
日本を支える

#04
その他

本州最北東端の岬・尻屋崎(しりやざき)に立地する青森工場。この尻屋崎という地は、北側に津軽海峡、東側は太平洋に面しています。真冬には-20℃にも及び、岩礁(がんしょう)が多く一年の多くを強風が吹き荒れるため、古来より船乗り泣かせの難所として知られています。その過酷さゆえ、日本最大級の明るさを誇る尻屋埼灯台(しりやさきとうだい)が設置されたのも、納得がいくというものです。(しかし雄大な自然は圧巻です!)。ちなみに、この灯台のすぐ近くに「本州最涯地(さいがいち)尻屋崎」という碑が建てられています。

なぜ、このような所に工場があるのでしょうか?ポイントは海です。ここはセメントの原料となる石灰石が豊富に埋蔵されていることに加え、太平洋側にも日本海側にもセメントを海上輸送するのに便利なことが背景にあります。北の涯てという条件を逆手に取ったのですね!1970年代後半から現在に至るまで、新幹線、高速道路、発電所、数多の高層ビル等、北日本・東日本の主要な工事に尻屋産のセメントが使用されています。現在も、北陸新幹線や北海道新幹線の工事に向けて出荷が続いています。インフラ整備を陰ながら支えてきた「北の巨人」、それが青森工場なのです。