INTERVIEW 23

生産技術

石灰石の砕砂設備増強工事。
異なる立場からの
アプローチで繋いだ成果。

山田 章吾Shogo Yamada
九州工場
技術部 技術課
2007年入社

EPISODE 01 ガーナで募った
社会貢献への
想い。

入社前に取り組んだ海外ボランティア。この時の経験が、後の人生に大きな影響を及ぼしました。学生時代に工作機械の勉強をしていたこともあり、その使い方をお伝えする工業高校の教員として派遣されたのがガーナ共和国。しかし、実際に赴任した先は、とても工作機械を使用できる環境は整っていませんでした。なにしろ停電が多く、できることは限られていたのです。そこで、動力がなくてもできるヤスリ掛け等の手作業、発電機でも可能なアーク溶接作業など地道な作業から着手しました。
私が赴任した当時のガーナは、学校の環境だけでなく、インフラとなる設備も道半ばの段階。未舗装道路も多く、海外のODAによって幹線道路がまさに舗装されていたところでした。そういった現状を目の当たりにしたことで、インフラ整備に関われる仕事がしたいという想いが募り、なかでもセメントから金属まで幅広い素材を手がけている三菱マテリアルならば、必ず世の中の役に立てると考え、入社を決意しました。

EPISODE 02 発注者側の
想いを
カタチにする。

生産技術としての採用が決まり、最初の4年間は直島製錬所に配属。ここでは銅製錬設備の保全や設備投資を担当しました。その後1年間は九州工場・黒崎地区にて、セメントの一部原料として使用する都市ゴミの焼却灰を利用したリサイクル推進のためのプラント立ち上げに参画。2012年からはグループ会社である建設会社に出向し、設計から施工管理・資材調達などの業務に従事しました。そして、この出向期間中に、これまで経験したことのない大型設備工事に携わることになったのです。
その案件とは、九州工場の“石灰石砕砂設備増強工事”プロジェクト。石灰石を砕いて生コンクリート用の骨材を造るこの設備は2004年から稼働していましたが、石灰石砕砂のさらなる需要が見込まれるため、2013年に追加プラントを建設することが決定。私は基本計画作成から詳細設計、製作・施工までを建設会社の立場で携わりました。
このプロジェクトで困難を極めたのが、この建設会社の人間として携わっていた時期の業務でした。当社の立案である石灰石砕砂新設備の企画に基づいて、詳細の設計計画を行うことから始まる仕事だったのですが、新設備運転の開始日程も決まっている中で、希望通りの施工までを無事完了させるためにはどんな工程で進めるか、どんな設備を導入するか、課せられた多くの重要な任務を果たすために迅速かつ着実に進める必要があったのです。発注者側である当社の担当工程へ確実なバトンを繋げるため、まずは各工程組の作業計画を明確にし、そして具体的にイメージができるようなレイアウトの検討や図面の作成、提案と、全力で取り組みました。また同時に当社発注側の視点だけでなく、受注者側の視点で進めることの重要さを身を以て感じましたし、そのような姿勢で業務に向き合ったからこそ、無事任務を果たすことができたと感じています。
その後は発注者側の九州工場技術部に戻り、いよいよ石灰石砕砂設備の立ち上げ・効果検証、改善工事を担当。この大規模な一つのプロジェクトを異なる二つの立場から携われたことはとてもよい経験になったと思っています。
そして、2016年3月、遂に完成。自分が描いた図面通りにプラントが建ったこと、設備点数を削減して保全の効率化が図れたこと、砕砂製造能力を約1.5倍にまで引き上げられたこと、すべてが嬉しかったですね。もちろん、それらは多くの関係者の協力があってこそ成し遂げられたこと。感謝の想いは今でも持ち続けています。

EPISODE 03 原点回帰、
海外インフラ
整備への
夢は続く。

現在は、九州工場・苅田地区で設備投資案件を担当。チームリーダーとして、5人の部下を抱えています。管理職としては、部下のモチベーションを上げることはもちろん、各自が担当している案件の位置づけ・重要性をしっかり認識してもらい、明るく前向きに取り組める環境の提供を心がけています。
自身の今後については、いずれ海外の工場で働きたい気持ちを強く持っています。私のキャリアの原点は、海外でのボランティア活動です。海外で現地の方と一緒に仕事がしてみたい。自分が計画した設備を喜んで使ってもらいたいのです。その国、その地域で働く人々の暮らしの向上に役立てたら、これ以上の幸せはありません。

MESSAGE

就職先の選択は、人生を大きく左右するものになるかもしれません。時間をかけても本気で悩んで考えてほしいと思います。そして、もし三菱マテリアルで一緒に働いてくれるのであれば、新しい目線で臆せず発言してほしい。私たちが常識と思っていることにも率直に疑問をぶつけて、フレッシュな風を職場に吹き込んでもらえたらと思います。いろいろな考えの人が集まれば、会社は必ず活性化されます。お待ちしています。

SCHEDULE

8:15 体操、朝礼、デイリーミーティング
9:00 現場確認
9:30 デスクワーク(書類回覧など)
10:00 課内朝会
11:00 新規案件打合せ
12:00 昼休み
13:00 現場安全パトロール
14:45 デスクワーク(計画/資料作成他)
16:15 業者と翌日作業打合せ
17:00 退社