INTERVIEW 15

環境・エネルギー事業本部

自分の手で
新しい循環型社会をつくるために。
どんな困難も乗り越えてみせる。

宮田 紘行Hiroyuki Miyata
環境・エネルギー事業本部
環境リサイクル事業部 リサイクル統括部
2014年入社

EPISODE 01 学生時代、
自分に課した使命。

私が環境、リサイクルの分野に興味を持ったきっかけ。それは、学生時代に“自動車用燃料電池の触媒開発”をテーマとして研究したことでした。この研究テーマは、環境問題およびエネルギー問題に対してどのように取り組んでいけば良いのかというところから始まったもの。学んでいくうちに、「循環型社会構築のために自分には何ができるか」という使命感が湧いてきたのです。『循環型社会への貢献』をビジョンに掲げている当社に興味を持ったのは、必然だったと言えるかもしれません。
また、会社選びをする上で、私には譲れない条件が1つありました。それは、「常に刺激を受けられる環境である」ということ。ひとりでは決して成長できない。周囲にどれだけ魅力的な人がいるかで、自分の成長度合いも変わってくるということを、大学院の研究室の環境から感じていたからです。そのため、専門分野の異なる人間が結集し、様々な分野に事業展開をしている当社には、非常に魅力を感じました。
決定打となったのは、多様な事業フィールドを活かし、素材を産み出すことと素材を再利用することを両立していることでした。動脈産業と静脈産業を併せ持っているのは三菱マテリアルの特徴のひとつ。真の循環型社会を創り出すために、私が必要不可欠だと考えていた環境が整っていることを知り、興味は入社を決める確信へと変わりました。

EPISODE 02 交渉は粘り強く。
熱意は必ず通じる。

入社後は全国各地の家電リサイクル工場で研修を積み、半年後に横瀬工場(セメント工場)に配属。はじめは“廃プラスチックのリサイクル設備の改善”、その後に “集塵設備の改善“に取り組んだのですが、特に後者のプロジェクトが印象に残っています。セメントを製造する工程において、現場で働く社員の作業環境をより良くするために、粉じんの排出を抑制する集塵設備に改良を加える。そんな工場全体に関わるプロジェクトを任せてもらったのが、当時入社2年目の私でした。まず最初にぶつかったのは“知識の不足”という壁。大学時代は化学を専攻していたので、土木や電気、機械の分野には殆ど知識がなかったのです。しかし任されたからには完遂しなければいけない。「現状の集塵設備をどう改良すればいいのか」「新しい設備はどんなものがいいのか」など、検討の過程で直面した課題や分からないことは一から徹底的に調べ上げ、勉強しながら実行に移していきました。しかし、プロジェクト開始直後は想定もしなかった事態に。関係各部署にプロジェクト内容を説明して協力を求めたところ、「その設備を入れて本当に効果があるのか」、「この設備の工事工程は無理があるよ」などと却下されてしまったのです。しかし、だからといって引き下がるわけにはいきません。製造、電気、機械、安全などの専門外の知識も独学で身に付け、それぞれの担当者に改めて説明する機会をもらいプレゼンしました。すると、最初は私の計画に難色を示していた人たちも、熱意が通じたのか徐々に心を開いてくれました。なかでも一番説得が難しいと感じていた部署の担当者からプレゼン後に「この計画なら上手くいきそうだね。期待しているよ。」と声をかけてもらえた時は、こみ上げるものがありましたね。最終的には、すべての担当者に私が考案した改良プラン・新設備の導入を納得してもらい次のステージに進むことができました。
導入が決定すると今度は発注するメーカーの方との交渉が始まるのですが、これも一筋縄ではいきません。集塵機そのものは既製品なのですが、配管などは当社の仕様に合わせて専門業者に改良してもらう必要があります。しかし、こちらの要望がうまく伝えられなかったこともあり、なかなか思い通りのイメージに仕上がりませんでした。メーカーの方とも何度も交渉を重ね、「どのような設計にすれば必要な能力が得られるのか」、「どこを改良すれば予算内で収まるのか」など曖昧になっている部分を詰めていくことで、お互いのギャップを埋めていきました。幾多の過程を経て、新設備が稼働した時の感動は今でも忘れられません。工場の環境改善に貢献できたと強く実感しました。

EPISODE 03 技術者のその先の
キャリアを描く。

現在は環境リサイクル事業部に所属。焼却飛灰の再資源化事業会社である「北九州アッシュリサイクルシステムズ株式会社」の設立、工場建設および操業準備に携わっています。新会社の目的は、廃棄物の焼却灰のうち、塩素濃度が高く埋め立て処分するしかなかったものを、洗浄することで脱塩し、セメント原料にリサイクルすること。この事業を通じて、廃棄物の埋立処分量を減らし、最終処分場の延命をすることができるのです。2018年4月からの操業が決定しているため、その準備に日々奮闘しています。その中で技術者としての私の役割は、「導入した設備のトラブルをいかに防ぐか」「仮にトラブルが起こった時にリスクをどう抑えるか」という問題に対し、最適な解決策を考えること。しかし、それだけではなく、会社の経営にも関わってみたい。総務や経理、法務などの知識も貪欲に習得して、会社経営のイロハを身に付けたいという想いがあります。将来的なキャリアを考えた時に、決してムダにはならないはずですから。役割は大きいし責任も重くなりますが、任せてもらえるやりがいの方が大きい。新会社設立という、またとないビッグチャンス。必ず成功に導きたいです。

MESSAGE

私が所属している環境リサイクル事業部は比較的新しい部署であり、さまざまな専門知識とバックグラウンドを持った人が集まっています。また、数年、数十年先を見据えて、新規事業立ち上げや技術開発を行う部署であるため、意欲さえあれば様々な挑戦ができます。色々なことに興味を持って楽しんで取り組める人にとっては、これ以上のフィールドはないと思います。キツイことも正直あります。ただ、強い想いを持ち続けていれば、きっと良い結果に繋がります。プロジェクトをやり遂げた時の達成感、是非一緒に味わいましょう。

SCHEDULE

9:00 部内会議、打合せ
12:00 昼食
13:00 社外打合せ
15:00 各種手続き、資料作成
18:00 退社