INTERVIEW 11

電子材料事業カンパニー

大きな壁を乗り越えた経験が
仕事の自信と指針に。

山田 真Makoto Yamada
セラミックス工場
電子デバイス開発センター
2015年入社

EPISODE 01 学生のときに
感じた
会社の印象は
今も変わらない。

学生時代は電気電子情報通信工学という、電気分野、電子分野、情報通信工学分野の3つの分野を横断的に学べる学部を経て、そのまま大学院へ進学。主にハードディスクなど磁気ディスクの容量を上げるための研究をしていました。この研究室に入ったきっかけは、数ある研究室の中でも装置を使った実験をしっかり行っており、学会への論文投稿も多かったこと。現場で実際に手を動かすことに喜びを感じるのは、昔も今も変わりません。
就職活動がスタートし、電子材料を作っているメーカーをいろいろと調べていく中で当社を知りました。入社の決め手となったのは、第一に、いろんな電子材料、電子部品を扱っているので、より多くの人と関わることができると思ったこと。第二に、さまざまな会社を見てきた中でも真面目さや真摯さが伝わってきたことです。フィーリングになってしまうかもしれませんが、もともと地道にコツコツ取り組むことが好きなので、自分にも合うかなと思いました。そして最後に、実験装置、測定装置の充実ぶりと働く人たちの仕事に向かう様子を見て、基盤技術がしっかりしている印象を受けたこと。この環境で、この人たちに囲まれて仕事をしてみたいと思ったのです。

EPISODE 02 出口の見えない
時こそ、
基本に立ち返る。

入社してからはセラミックス工場の電子デバイス開発センターで、サージアブソーバの開発に従事しています。サージアブソーバは、静電気の放電や、落雷などによって電源線や通信線上に発生する過渡的な異常電圧や異常電流から電子機器を守るために必要となる小さな部品です。直接は人の目に触れませんが、家電製品や自動車から電力設備の配電盤に至るまで多様な製品に使用されているので、いろんなところで人や社会に貢献していますし、自分自身もそれだけ多くの知識が得られるという意味で、とてもやりがいのある仕事だと思っています。
いままでの仕事の中で印象に残っている取り組みは、新入社員の頃にサージアブソーバの特性値を測定する方法を考えたことですね。この特性値は、測定条件は規格で定められているものの、その測定方法は一様に定められておらず、何回測っても同じようにデータが得られるという再現性がある測定方法が確立されていなかったのです。そのうえ、どこの会社も自社のノウハウとして抱えているので、そうそうヒントは見つからない。ある程度理論は分かっていても、一から測定方法を考えるというのは想像以上に難しいことでした。
そこで解決の糸口となったのが、学生時代に実践してきたPDCA、すなわち何度も仮説を立て、その結果を考察するという作業です。諦めずに挑戦していく中で、「よく考えればこうだった」や「違うと思ってやらなかったけど、実はそれだった」というような思い込みに気付いたりもして、基本に立ち返ることが大切なんだと改めて感じました。この事案を通じ、開発業務は製品を作るだけでなく、時には製品の評価方法も考え出さなければならないと知ることができ、良い経験になりました。

EPISODE 03 常にアンテナを
立てて、
次の市場を捉える。

今後に向けて、現在の私のミッションは、当社がこれまで参入したことのない新しい分野向けのサージアブソーバの開発を完了し、市場に提案することです。近年、異常気象の影響で落雷の発生率が上昇。雷サージによる機器の破損率も高まっています。そうした中で、今まで以上に幅広い分野の電子機器で採用していただくことで、多くの人に安心を与えられると考えます。
また最近では、タイなど海外とのやりとりも増えています。基本的に量産化は海外の工場になるので、私が今担当している製品も量産となれば海外に出向く機会や、電話連絡の機会はますます増えるでしょう。もしかしたら工程改善など現地に駐在して働く可能性もあります。チャンスがあれば、ぜひ行ってみたいですね。
電子部品業界は市場ニーズが常に変化し続け、必要とされる技術・製品の新陳代謝が激しい業界なので、市場を捉えて新しい製品を送り出すことが大切です。そのためにも展示会に参加するなど、常にアンテナを立てて、今どんな製品・技術が主流なのかを把握する努力を忘れず、目標達成に向けて尽力していきたいです。

MESSAGE

電子デバイス産業は市場ニーズが目まぐるしく変化するため、営業・開発問わず、スピーディーな業務遂行が必要となります。当社では、豊富な材料知識と分析技術を駆使し、時には部門の壁を越えて協力し合い、迅速な製品開発に取り組んでいます。たくさんの人と関わりながらものを作っていくことが好きな人や物事を理論立てて考えていくことが得意な人は向いていると思います。やりがいの感じられる職場ですので、ぜひ一緒に働きましょう。

SCHEDULE

7:50 出社。当日業務の確認
8:15 グループ朝会
8:30 メールチェック
9:00 試験
11:00 試験データのまとめ
12:00 社員食堂で昼食
13:00 開発ミーティング
15:00 追加試験
17:00 書類作成、翌日業務の確認
18:00 退社