INTERVIEW 09

加工事業カンパニー

どうしてもやりたい仕事だから、
あきらめずに挑戦していける。

片柳 和恵Kazue Katayanagi
加工事業カンパニー
開発本部 加工技術センター
2015年入社

EPISODE 01 “解析”という
仕事にかける想い。

社会人1年目はプレス機械メーカーの資材部に所属。主に部品を買い付けるのが仕事でした。そして数年後には、購買業務のほかに在庫部品数の管理業務も担当。管理システムにエラーが起こった場合は原因を探ることになるわけですが、この分析業務にとてもやりがいを感じていました。分析業務を担当する中で、数字の「何故?」を追い求めるようになり、徐々に“解析”という仕事に興味を覚え、「解析のエキスパートになりたい」という想いがふつふつと湧いてきたのです。7年間勤めて愛着もあった会社ですが、自分の想いを実現するために退社を決意。それから2年程はCADや解析ソフトなどを勉強し、解析を職業とするためのスキルを磨きました。 充電期間後、解析業務に携われる可能性を信じて当社を志望し、解析への興味や熱意を熱烈にアピールしました。私の熱意が伝わったのか、加工技術センターの解析業務に携われることになりました。

EPISODE 02 エラーの連続。
試された精神力。

入社直後は加工技術センターで加工技術の基礎を習得。その後は、明石製作所でエンドミル、岐阜製作所でドリル、筑波製作所でインサートについて、それぞれの製品知識を学びました。5ヵ月間の研修を終えると、待ち望んでいた解析業務に従事。加工事業カンパニーで取り扱っているあらゆる工具の解析、工具の新たな使い方の提案、新規で使用する解析ソフトの検証などを担当しています。
解析業務に携わってからまだまだ日が浅い私ですが、その短い期間の中でも「構造解析※注1」に取り組んだ案件は特に充実感を味わいました。構造解析は、工具や加工物の変形度合い、力のかかり方、振動などを解析できるソフトを用いるのですが、加工技術センターとしても初めての取り組み。その為、工具設計に対して構造解析を行っている開発部門での研修や独学にて、解析技術を学びました。メイン担当として携わることになり、意気込み十分で解析に挑んだものの、当初はエラーの連続。いくつかの部品が組み合わさったものを解析するため、エラーの原因を突き止めることは難しくなります。解決するためには考えられる原因すべてを洗い出し、1つずつ地道に検証するしかありません。ゴールが見えず、思わず投げ出したくなる瞬間もありました。しかし、解析の仕事は自らが望んだ世界。この案件だけは絶対にやり遂げなくてはいけない。想定よりも時間はかかってしまいましたが、エラー原因を1つずつ地道に解決し、根気強く取り組んだ結果、構造解析によるソリューションをカタチにすることができました。※注1:構造物に荷重が作用した場合の各部の応力や変形を解析すること。

EPISODE 03 夢があるから、
学び続けられる。

私は、工具を使う人の悩みを解消することができる解析者を目指しています。そのためには、解析データから多くのことを読み取って、工具の使い方について幅広い提案ができるようにならないといけない。当然、学ばなければいけないことはたくさんあります。加工や製品の知識はもちろんのこと、構造力学・材料力学・熱力学・流体力学などの知識も改めて身に付ける必要がある。現在は「計算力学技術者検定※注2」の上級試験をパスするために、日々勉強に励んでいるところです。この資格を取得できれば、技術者としてより信頼が得られるようになりますから。また、大学で宇宙や自動車に関わる研究をしていた時から、それらの分野に関わりたいという想いは変わっていません。この仕事を続けていく限り、宇宙・航空・自動車産業の発展を支えていけたらと思っています。※注2:日本機械学会認定のCAE技術者資格のこと。

MESSAGE

解析の仕事は、非常に細かい作業が要求されます。トライ&エラーの繰り返しになるので、根気強く取り組める精神力が必要ですね。また、当社では営業に同行してお客様と打ち合わせする機会も多いため、コミュニケーション力も必須と言えるでしょう。決して楽な仕事ではないけれど、解析が上手くいった時、使い方を提案してお客様に喜んでいただいた時は本当にうれしいものです。このやりがいを、是非あなたも味わってください。

SCHEDULE

9:00 メールチェック
9:30 前日かけた解析結果のチェック
10:00 不具合を修正し再解析をかける
11:00 チームミーティング
12:00 同僚と社員食堂でランチ
13:00 新規案件の解析依頼内容チェック
14:00 新規案件に使用するモデルやデータの準備
18:00 退社