INTERVIEW 24

開発

現場に入り込んだ「攻めの分析」で
製品開発に貢献していく。

金井 麻希子Makiko Kanai
中央研究所
分析評価研究部
2002年入社

EPISODE 01 出発点は
「人のためになる
仕事がしたい」。

人のためになる仕事がしたい、人の健康に携わることができる薬剤師や薬の開発に携わりたいという想いで薬学部へ。その後、卒論教室の選定の際に分析化学を専攻し、すっかり虜になってしまったのがこの道に進んだ理由です。
私が大学院にいた時期は、ちょうど環境ホルモンが世の中で話題になっていた頃。所属していた研究室でも、容器包装材料中の対象成分の分析をしていました。そんな中、環境ホルモン等の分析に携わる人材を新たに探していると知り、これまでの研究を活かせるに違いないと応募を決めました。
当社ではさまざまな分野の製品・技術を取り扱っており、分析を通してそれらの開発に携われるというのも入社を決めた理由の1つです。

EPISODE 02 有機物分析の
立ち上げに成功。

入社後はダイオキシンの簡易分析法を確立し、従来数週間かかっていた分析報告までの時間短縮とコストダウンに貢献。そして入社4年目の2005年には、溶剤や添加剤、樹脂といった有機物分析の立ち上げを任され、さまざまなニーズに応えられる技術にまで育て上げることに成功、現在は副主任研究員として業務にあたっています。
有機物分析の立ち上げに際しては、器具や装置もほとんどないところから社内のニーズに合ったものを1つ1つ取り揃えていきました。文献やインターネット上のさまざまな技術資料を調べたり、装置メーカーや各種セミナー関係の知人にも相談したりしながら、どうしたら必要なデータを測定できるか。毎日が試行錯誤の連続でした。
また、製品自体についても詳しく知る必要があったため、実際に仕事で携わっている方から、いろいろとお話も伺いました。話していくことで本来の問題点が見えてくるということがありますし、皆さん豊富な知識を持ってお仕事をされているので、大いに勉強になりました。
立ち上げの責任者としてはもちろんプレッシャーもありましたが、分析が進まなければ次の製品にも影響してきます。とにかくがむしゃらに精一杯やるしかない。分析で新たな結果が出るたびに、前向きになれました。

EPISODE 03 分析の技術を
より高めていく
ために。

立ち上げに関わって10年以上。時代とともに新しくなる技術に合わせ欠かさずスキルアップを行ってきた中で、現在では電子材料のみならず、金属製錬など幅広いカンパニーから依頼をいただき、社内における有機物分析の認知度は飛躍的に高まりました。開発途中の製品はできるだけ外に出したくないもの。従来は外部委託していた分析が自社でできるようになったことで、社内からさまざまな評価をいただいています。以前から培われてきた湿式化学分析を主とした無機分析と微小部の状態観察の機器分析という2本の技術の柱とともに、今後はもう1つの柱と、技術を維持・開発促進し、全社の製品の保証技術を向上していきたいです。
また後輩の育成にも力を注いでいます。現在、有機物分析に携わっているのは4名。人によって考え方も感じ方も違い、自分の想いを伝えるのはつくづく難しいと感じる日々ですが、頻繁にコミュニケーションを取り、丁寧な説明を心がけていくことで必ず理解は得られます。そうしたやりとりを通じて、私自身も周りのことをよく考えながら仕事ができるようになったと感じています。
分析評価研究部では、ただ分析するのではなく、現場に入り込んだ「攻めの分析」をするという目標を掲げています。製品開発の流れに一歩入り込んで、案を出し合う。社内横断的にさまざまな製品に携われるこの部署の魅力を活かし、すべての技術が見える人材を育てていきたいと思っています。

MESSAGE

研究所は会社の新しい種となる製品、次世代の技術を開発する場所。みんな将来を夢見ながら仕事をしています。研究したことすべてがうまくいくわけではありませんが、必ず得るものがありますし、切り替えて次にチャレンジしていくことが得意な人には向いている仕事だと思います。何もないところから新しいものをつくっていきたいという方、原理原則を基としながらも志と情熱を持って革新的な製品や技術を確立し、我こそは会社を成長させていくぞという方をお待ちしています。

SCHEDULE

9:00 メールチェック、一日の仕事確認
9:30 分析業務、後輩指導
11:00 各分析責任担当者への依頼分析試料配布・進捗確認
11:30 チームミーティング(昼会)
12:00 同僚とランチ
13:00 定例報告会(研究)
15:00 分析業務、後輩指導
19:00 退社