INTERVIEW 04

金属事業カンパニー

銅加工事業の存在価値を
高めること。
その役割は、生涯担っていく。

岩滝 理英Masahide Iwataki
金属事業カンパニー
銅加工部
1998年入社

EPISODE 01 銅鉱石調達という
仕事の
醍醐味を知る。

きっかけは幼少期のアメリカ在住体験。それ以来、海外への好奇心が衰えず、就職活動の際も、「将来も海外と接点が持てる仕事がしたい」と考え、非鉄金属業界で原料の調達に携われる可能性がある当社を志望しました。
入社後はまず直島製錬所でチリ、ペルー、インドネシアやカナダなど、様々な国から到着する銅鉱石の受入業務を担当。現場に溶け込んで、関係する方々の協力を得ながら、本社と連携して仕事を進めるという社会人としての基本動作が培われた気がします。業務上、しばしば本船関係者と直接コミュニケーションを取ることがあり、海外との接点を意外に身近に感じました。
その後に配属されたのが原料部。ここでは銅鉱石を製錬所へ供給する船積みスケジュールの調整業務を担当しながら、銅鉱石購買契約の年次条件交渉を補佐する役割も担っていました。交渉相手は百戦錬磨の海外資源メジャー。交渉結果は金属事業の収益に大きな影響を及ぼすため、それまでにない緊張感も味わいましたが、若い時にこのようなタフな交渉現場を経験できたことは、ある意味、幸運だったと思います。
2004年からは営業部に配属。今度は調達から立場が180度変わり、製錬所で作られた銅地金を販売する立場になりました。最初の2年間は国内営業を担当。その後の2年間はインドネシアの製錬所で生産された銅地金の東アジア、東南アジアの顧客向け営業が任務でした。

EPISODE 02 最大の挑戦と
なった
大型M&A案件。

2008年からはロンドン事務所に駐在。ここでは銅・非鉄金属関係者の各種国際会議に三菱マテリアルの代表として出席し、情報収集を行うことが主な業務でした。私以外の出席者は皆、それぞれ所属先を代表する責任者の方々ばかり。最初は場違いな感じもしましたが、この時期に会社や国籍、年齢の垣根を越えた方々と接点を持ち、率直な意見交換が出来たことは貴重な財産になりました。
2年間の駐在を終えると、海外鉱山プロジェクトを所管する部署へ。この期間は一貫して銅鉱山投資業務を担当していました。この業務の会社業績に対する影響度の大きさも然ることながら、日本の資源確保という使命に沿う任務であり、やりがいも非常に大きかったことを覚えています。2014年からは総務部で秘書グループ長を担当。経営幹部の業務を裏方として補佐する役目で、しばしば社長の海外出張に随行し、社内外を問わず色々な方にお会いする機会にも恵まれるなど、事業部門とは異なる立場で全社的視点での仕事を経験できたのは勉強になりました。
そして現在は銅加工部で、銅加工事業全体の管理や戦略の企画、調整を担当。着任して早々、フィンランドを拠点として、銅加工品の製造・販売を行うルバタ社スペシャルプロダクツ(SP)事業部門の株式取得という大きなプロジェクトに挑むことになりました。SP事業部門は医療や自動車、エネルギーといった分野向けに特殊な銅加工製品を抱え、世界的な広がりをもって事業を営んでおり、その展開力はぜひ取り入れたい。しかし、交渉相手となったのは価値観も異なり、一筋縄ではいかない投資ファンド。交渉が簡単に進むはずがありません。法務、会計や環境など様々な面での確認を進めるうちに、問題点が発見されますが、当社としては、買収する前に確実に解消しておく必要がある。でも、面倒なことを言う当社に対し、相手は「他にも有望な買い手がいる」と迫り、当社の譲歩を引き出そうとするわけです。こういった駆け引きが頻繁にあったのですが、私たちは社内外のさまざまな専門家に意見を求めながら、時には歩み寄って譲歩を引き出しつつ、一つずつ問題点を潰していきました。最終的には納得のいく状態まで持ち込み、買収妥結に至りました。この案件では、これまでの色々な業務を通じて得られた様々な経験を活かせることができたと思います。

EPISODE 03 すべては
銅加工事業の
発展のために。

今後は買収したルバタ社事業を、当社グループとどう融合させていくかが銅加工事業発展の鍵になります。世界にまたがって、お客様のニーズを販売チャネルに落とし込む力のあるルバタと、合金や素材において力を持つ三菱マテリアル、双方の特徴を活かせるように舵を取っていくこと。それが現在の私の使命だと考えています。
銅という金属素材を活かす事業は、激変する世の中においても変わらず必要となるものです。その存在感をいかに訴求し、高めていくか。これから立場が変わることがあっても、その役目は生涯担い続けたいと思っています。

MESSAGE

自分から壁をつくらないでほしい。一歩踏み出せば見えなかったことも見えてくるのに、それを放棄してしまうことになるから。もったいないと思います。特に金属事業カンパニーはいろいろな仕事があるので、どんな仕事でも楽しめた方が結果として自分自身にもプラスに作用するはずです。銅鉱石の調達も、銅地金の営業も、銅鉱山の投資も、すべてやりがいのある仕事です。私自身、色々な業務の経験を通じて、ようやく今の自分があると言えます。学生の皆さんは、ぜひ枠にとらわれずチャレンジしてください。

SCHEDULE

9:00 メールチェック
10:00 社内打合せ
11:00 電話会議(中国)
12:00 昼食
13:00 社内打合せ
15:00 社外来客・打合せ
16:00 電話会議(フィンランド)
18:00 退社