INTERVIEW 07

加工事業カンパニー

我々の切削工具なくして、
モノの形は変えられない。
そのプライドが己を突き動かす。

細川 諒Ryo Hosokawa
加工事業カンパニー 
営業本部 欧米営業部
2011年入社

EPISODE 01 飛行機が好き。
憧れが
仕事に繋がった。

とにかく飛行機が好きな少年でした。なかでも旅客機への憧れは強く、今も空を飛んでいる機体を見れば機種を言い当てられるほど。父親の海外勤務歴が長かったため、飛行機に乗る機会が多かった影響もあるでしょう。機内から見える翼やエンジンを見るとワクワクした気持ちになりました。
時が経ち、さらに飛行機への愛着が増すにつれ、機体そのものだけでなく、それを構成する部品にまで興味が湧くようになりました。「こんな精巧な部品を、誰が、どうやって作っているのだろう」と。それが、切削工具という製品を知るきっかけでした。機体を構成する部品は、切削工具なくしては作れない。それに気づいたとき、「ものづくりの根底は、ここにある。」そう確信しました。
三菱マテリアルの加工事業カンパニーは、国内No.1のシェアを誇り、当社グループの中でも最もグローバルに展開している部門です。「優秀な部品を産み出す切削工具を世界中に広めたい」。その想いを成し遂げるために入社を決意しました。

EPISODE 02 地道な下準備が、
プロジェクトを
成功に導く。

入社してから6年間は筑波製作所に勤務しており、自動車や航空機の部品やパーツを作るために必要なインサートと呼ばれる切削工具の生産管理や生産計画の立案、輸出管理、ロジスティックスなどの業務を経験しました。特に達成感が大きかったのは入社3年目に担当したインサートケースの刷新プロジェクト。複数色あったインサートケースを単一色に統一することで、三菱マテリアルのブランド力を高める目的がありました。私は対外的な調整業務と物流面のバックアップを担当。調整業務とは、製品の加工や梱包を委託している協力会社への連絡です。協力会社は10社ほどありましたが、プロジェクト概要の説明、今あるインサートケースのストックの処分方法、リニューアルされた製品ラベルの貼り方などについて、一社一社丁寧に説明しました。また、物流面のバックアップというのは、主に当社タイ工場からの輸送費対策です。タイ工場では、筑波製作所で製造していた4割相当分のインサートの加工工程を担っていたため、輸送時に使用するケースのストックの数量も桁違い。これをいくらで買い取るのかという問題もありましたし、買い取ってから発生する莫大な輸送費の対策を考える必要がありました。私は、現地のスタッフや購買部門の方と連携しながら、各方法における輸送費のシミュレーションや、「そもそも送り返さない方法はないのか?」など、さまざまな角度から検証。1つ解決策を考えると、それによって今度はまた別な問題が発生するなど、改善業務は思いのほか難航しました。しかし、この問題を解決しなければプロジェクトは進まない。私は、あらゆる可能性をしらみつぶしに検証しながら、ベストと思える施策を提案。当初算出していた予算から大幅なコストダウンを実現し、プロジェクト成功のための土台づくりを着実に行っていきました。
「製品ケースを刷新する」。簡単に聞こえるかもしれませんが、より効率的に実現するには綿密な下準備と着実な実行が求められます。最終的に1年以上にも及ぶプロジェクトになりましたが、予定通り完遂した時の喜びは今でも鮮明に覚えています。

EPISODE 03 私たちの
切削工具を、
世界中に
広めていく。

お客様と直接向き合って製品の良さをアピールしたい。これは希望というより、ビジネスパーソンとして実施すべきことだと信じています。お客様と直接向き合うことの苦労を知っている人間と知らない人間では、お客様の気持ちを汲み取る上で絶対に差が出てくるはずですから。ビジネスは人と人との繋がりの上に成り立っていると考えますので、より多くのお客様とお会いし、直接会話する機会を増やしたいと思っています。
現在は欧米営業部に所属し、南米エリアでの海外グループ企業の販売支援を担当。マーケットリサーチや拡販施策の検討やバックアップを行っています。たとえば、ある工具が浸透していないエリアで大々的なプロモーションを仕掛ける。そうすると、数ヶ月後にはリピートの注文が入り始める。「よし、この地域にはこの工具のニーズがある。ならば、類似工具のプロモーションも仕掛けてみようか」といった具合に、自分のアイデアや戦略を市場に反映できる点で非常にやりがいを感じています。いま少しずつ実現しつつある「切削工具を世界中に広める」という夢に向かって、これからも突き進んでいきたいです。

MESSAGE

欧米営業部というと英語力が必須と思われるかもしれませんが、私が必須だと感じているのはもっと本質的なコミュニケーション力です。相手が知りたい内容を汲み取り、自分の言葉できちんと伝えられる人は向いていると思います。それから切削工具に対してあまりイメージが湧かない人には、「我々の工具なくしてモノの形は変えられない」という言葉を贈りたい。三菱マテリアルで働けるやりがいを、少しでも感じてもらえたら嬉しいです。私たちと一緒に、ぜひ世界というフィールドで働きましょう。

SCHEDULE

9:00 南米は時差が12時間以上。前日の夜に入った注文をチェック。この時間帯は現地と英語やスペイン語で電話することもしばしば
10:00 メールチェック。一晩のうちに7ヶ国からさまざまな問い合わせが入る
12:00 昼食、ニュースチェック
13:00 工場に対して新規案件の製造可否や価格の確認を実施
14:00 各種拡販戦略に関する資料作成
16:00 出張日程の調整・現地で議論したい内容の検討
※2~3ヶ月に一度の頻度で2週間程度の南米出張へ
18:00 退社