松永 裕隆

INTERVIEW

多くの製品に必要とされる新しい合金を生み出し、世の中に広げていく

松永 裕隆

中央研究所 金属材料研究部
2010年入社

新たな金属材料の創造を目指して研究活動に励む

大学では非鉄金属材料の研究を行っていたため、就職後も非鉄金属の研究に従事したいと考え、三菱マテリアルに入社しました。現在私が所属している金属材料研究部は、金属材料と金属加工プロセスの開発を軸にした研究を行っており、私は新規銅合金の開発と既存銅合金の特性改良を担当しています。通常、研究テーマはお客さまのニーズや工場からの意見・要望によって決まりますが、私が担当しているのは、銅に対して何の成分を混合し、どのように製造するか(加工プロセスそのものを考える)といった新しい領域です。新しい金属材料を生み出す仕事なので、短期的なスパンで終わるものではなく、ひとつのテーマにかける時間は最低でも1年以上、長ければ5年以上にわたることもあります。こうしたテーマを一人で複数持ち、研究所での実験をメインに、お客さまへのヒアリング、工場の実機試作の条件出しなどを行っていくことになります。

松永 裕隆

自らが開発した合金が最終製品となり、
多くの人に使われていく

大学の研究でも同様ですが、まずは仮説を立てるところからスタートし、まだ誰も手掛けていない最先端の領域に踏み込めるところが研究職の魅力です。当社においても、アカデミックな発見に立ち会える機会は多々あります。私の例で言えば、特定方向にだけ特性を向上させるという異方性を制御する銅板の材料組織を発見できたことが、印象深い成果のひとつです。大学での研究と実社会で働くことの大きな違いは、関わる仕事のスケール感にあります。学生の頃には小さなものしか作れなかったのですが、今では自分の開発した銅合金を数キログラムもの巨大な塊として目にすることができるのです。そして、そうした新しい金属が携帯電話や自動車、航空機、電子材料など多くの最終製品に利用され、広く社会に貢献できる。このダイナミズムこそ、学生時代には得られなかった企業における研究職の醍醐味だと思います。

松永 裕隆

今後の目標

新しい合金を生み出し、多くの企業に利用してもらうことで自分の成果を世の中に広めていきたいと考えています。研究職はものづくりの最上流に位置し、その後の事業の広がり次第で社会に大きな影響を与えることになります。企業理念である「人と社会と地球のために」できることを考え、自分も貢献していきたいと思います。

松永 裕隆
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