・異素材との同時焼成方法について
焼成条件とマッチングすれば、異素材と同時焼成が可能です。異素材との同時焼成は、温度をコントロール必要があるため、電気炉を使用することをお勧めします。代表的な異素材との焼成条件は、次の通りです。
| 異素材 |
焼成方法、条件 |
人工石 |
キュービックジルコニア、合成ルビー、合成サファイヤは、同時焼成可能です。すべての純銀粘土に使用でき、各粘土の推奨焼成条件で焼成できます。 |
天然石 |
ルビー、サファイヤは物性上同時焼成可能です。すべての純銀粘土に使用でき、各粘土の推奨焼成条件で焼成できます。ただし、天然石は微量元素を含んでいるため、同時焼成した場合変色する危険性があります。また、熱衝撃によってクラック(割れ)が生じる危険性もあります。天然石を同時焼成する場合、これらのリスクがあることを必ず念頭に置き、できるだけ後付けすることをお勧めします。 |
純銀線、純銀製パーツ |
すべての純銀粘土に使用でき、各粘土の推奨焼成条件で焼成できます。 |
925銀
(スターリングシルバー)、
950銀 |
PMC3のみ使用可能です。600℃で30分間焼成して下さい。600℃より高い温度で焼成した場合、925銀、950銀中の銅が酸化し、脆くなります。 |
真鍮、銅 |
PMC3のみ使用可能です。600℃で30分間焼成して下さい。600℃より高い温度で焼成した場合、真鍮、銅が酸化し、脆くなります。なお、600℃で焼成した場合でも、真鍮、銅の表面は酸化し、黒変します。サンドペーパー等で表面を研磨して下さい。 |
ガラス |
軟化点*)が、焼成温度より高いガラスの場合、焼成前の形状をそのまま残すことができます。また、軟化点が、焼成温度より低いガラスの場合、ガラスが溶け表面張力で丸みを帯びた形状になります。ガラスと同時焼成する場合、歪点**)まで徐冷(ゆっくり冷やす)する必要があります。 |
陶磁器 |
原則、すべての純銀粘土に使用でき、各粘土の推奨焼成条件で焼成できます。種類によっては、熱衝撃に弱いものがありますので、その場合、徐冷する必要があります。 |
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*)**)ガラスの物性値。使用する前に、調べておくことをお勧めします。
同時焼成できない異素材は、純銀粘土を焼成後、接着することで使用可能です。同時焼成できない素材の条件をまとめると、次のようになります。
・純銀粘土の焼成条件下で焼失するもの。(例:ダイヤモンド、木、プラスチックなど)
・融点が、純銀粘土の焼成温度以下のもの。(例:ロウ材、はんだなど)
・変形するもの(例:ガラスの一部など)
・変色するもの(例:天然石の一部、ガラスの一部など)
・熱衝撃に弱いもの(例:天然石の一部など)
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