三菱マテリアル

プレスリリース

2019年6月 5日

ドイツ・シュツットガルトにテクニカルセンターを新設

三菱マテリアル株式会社(取締役社長:小野直樹、資本金1,194億円)の加工事業カンパニーは、欧州地域における切削加工ユーザー向けの新たな技術サポート拠点として、2019年6月4日(現地時間)、ドイツ・シュツットガルトにテクニカルセンター(以下MTEC Stuttgart)を開設いたしましたので、お知らせします。

当社は、欧州地域においては、お客様の切削工具知識向上のための研修サポートを主な目的として、2008年にスペイン・バレンシアにテクニカルセンターを開設しております。この度開設したMTEC Stuttgartは、お客様の加工現場における問題解決に主眼をおいたソリューションサービスを提供する施設となります。

MTEC Stuttgartは、敷地面積1,455平方メートルの2階建てで、1階には4台の加工機械・CAD/CAM・高精度測定器を設置し、2階にはミーティングルーム、セミナールーム、カフェテリアを有しています。

1階の機器エリアは、お客様の加工現場に近い環境を作り出すことをコンセプトとし、設備の違いによる切削結果の変化を抑え、お客様に安心して当社のソリューションを活用していただくために製造現場で数多く普及している機種を導入しています。また2階のオフィスエリアには工具設計部門が常駐し、標準工具では解決できない加工や、よりユーザーニーズに適した加工を行うための工具開発機能も併せて有しており、ワンストップでの迅速なサービスを提供してまいります。

MTEC Stuttgartは、全欧州地域のお客様へサービスを提供いたしますが、特にシュツットガルトは、当社の主要なお客様である自動車、航空機、小物部品加工産業の一大集積地であり、数多くのお客様がアクセスしやすい環境にあります。お客様が実際に足を運び、切削状況を見ることによって、当社が提供するソリューションに、より一層ご満足頂けるものと考えています。

当社加工事業カンパニーは、中期経営戦略における中長期目標として「高付加価値製品、ソリューションサービスを提供できるグローバルプレーヤー」を掲げております。お客様の視点に立ったスピードと変革を常に求め、実現し続けることで、お客様から真のパートナーとして信頼を得る、活力溢れたワクワクする事業体を目指してまいります。

【拠点概要】

拠点名
シュツットガルトテクニカルセンター
(Mitsubishi Materials technology & Education Center Stuttgart(MTEC Stuttgart))
所在地
Bahnhofstraße 82, 73240 Wendlingen am Neckar Germany
事業内容
切削試験、ツーリング支援、教育研修
人員
12名
保有設備
5軸マシニングセンター、横形マシニングセンター、ターニングセンター、
自動旋盤、三次元測定機、マイクロスコープ、他各種測定器
<オープンセレモニー> オープンセレモニー (画像をクリックして拡大イメージを表示)
<MTEC Stuttgart 外観> MTEC Stuttgart 外観 (画像をクリックして拡大イメージを表示)
<MTEC Stuttgart 内観> MTEC Stuttgart 内観 (画像をクリックして拡大イメージを表示)

以上

このページの先頭へ戻る

このページの先頭へ戻る

当サイトでは利便性向上およびマーケティング活動のために閲覧履歴(クッキー)を収集しています。サイトご利用にあたっては右のボタンよりご同意お願いいたします。
なお、この設定の変更は「ご利用にあたって」の「閲覧履歴の収集」から行えます。