プレスリリース

2017年4月 4日

焼却飛灰のセメント資源化事業会社を設立

三菱マテリアル株式会社
株式会社麻生

三菱マテリアル株式会社(取締役社長:竹内 章、以下「三菱マテリアル」)と株式会社麻生(取締役社長:麻生 巖、以下「麻生」)は、焼却飛灰のセメント資源化事業を行うため、福岡県北九州市に共同事業会社である北九州アッシュリサイクルシステムズ株式会社(以下「新会社」)を設立しましたので、お知らせします。

日本国内における廃棄物最終処分場は、その残余年数が現時点で20年程度といわれる中、新設が困難なことから、廃棄物の最終処分量の削減による延命対策が重要な課題となっています。最終処分される廃棄物となる日本国内の一般廃棄物の焼却残渣は、2014年度実績で年間約440万トン発生しています。一般廃棄物の焼却残渣は、約25%がセメント原料等にリサイクルされているものの、残りは最終処分場で埋め立て処理されています。中でも、焼却飛灰(焼却灰のうち集塵装置等で集めたばいじん)は含有する塩素濃度が高いためにリサイクルが進んでおらず、両社推定では焼却飛灰の年間発生量の大半となる約70万トンが最終処分されているのが現状です。

三菱マテリアルは、このような背景から最終処分場の容量確保に大きく寄与する焼却飛灰のリサイクル利用を目的として、焼却飛灰中の塩素をセメント資源化が可能となる低濃度まで洗浄する技術を開発しました。三菱マテリアルと麻生は、福岡県北九州市の旭硝子株式会社北九州事業所敷地内の一部を賃借し、三菱マテリアルの技術と麻生の事業ノウハウを生かす新会社を共同出資により同地に設立し、焼却飛灰のセメント資源化事業を行ってまいります。新会社で洗浄した焼却飛灰は、三菱マテリアルのセメント工場である九州工場をはじめ、近隣のセメント工場でリサイクル利用してまいります。

新会社は、焼却飛灰のセメント資源化事業を通じて、循環型社会に貢献してまいります。

【事業会社の概要】

社名 北九州アッシュリサイクルシステムズ株式会社
所在地 福岡県北九州市戸畑区牧山五丁目1番1号(旭硝子株式会社北九州事業所敷地内)
代表者 代表取締役 山口省吾
設立 2017年4月3日
資本金 2.5億円
出資比率 三菱マテリアル 65%、麻生 35%
事業内容 焼却飛灰の洗浄並びに付帯関連する一切の事業
処理能力 焼却飛灰:最大116トン/日
今後の予定 2017年5月頃 建設工事を着工
2018年4月  事業開始(営業運転)
<完成予想図>
完成予想図 (画像をクリックして拡大イメージを表示)

以上

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